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Jリーグ・国内

「今夏最高の補強」という声も!! 古橋亨梧のセルティック残留を現地メディアは評価! 「失望続きのファンを元気づけた」

THE DIGEST編集部

2023.07.06

 対して、2016年から3シーズンにわたってセルティックを指揮し、7つのタイトルを勝ち取った北アイルランド出身の監督は、「クラブにとって素晴らしいニュースだ。古橋は我々にとって重要な選手であり、契約を延長したことを嬉しく思う」と、日本人選手の滞在を大歓迎するとともに、その能力を絶賛している。
 
「古橋はスコットランドに来てから、その優れた才能をいかんなく発揮している。2シーズンで国内の5タイトルを勝ち取り、50ゴール以上を挙げ、昨季はチームの三冠王にも貢献した。これを成し遂げるには、ピッチの内外での多くのハードワーク、献身性、自己犠牲が必要である」

「彼はエキサイティングな選手で、クラブにさらなる成功をもたらそうと常にハングリーである。素晴らしいメンタリティーを持ち、信じられないほどの才能を持っている。私は彼と一緒に働く上で、彼やチーム全体がクラブを前進させるために成長するのを、手助けできることを楽しみにしている」

 また、クラブも公式サイトで、この件を「大規模なクーデター」と表現し、「昨季は三冠を達成し、今季は王者として臨む2023-24シーズンに向けて、タイトル獲得に大きく貢献したゴールマシーンであり、ファンの人気者である古橋が、契約延長にサインしたという事実は、非常に大きな意味を持つ。彼の新たな契約は、新シーズンの年間チケットがすでに完売したというニュースに続き、クラブやセルティックサポーターにとって重大な知らせである」と綴った。

 ドイツの移籍専門サイト『Transfermarkt』によれば、古橋の市場価格は1400万ユーロ(約21億円)で、これはスコティッシュ・プレミアシップの選手では最高額とのことだが、まさに名実ともにリーグ最高の選手となった選手には、当然ながら他国のクラブからの関心を集めており、ポステコグルー監督の新天地となったトッテナム、バーンリーといったイングランドのクラブからの引き合いが報じられていたものである。

 こうした状況で28歳の日本人選手が残留を選んだ理由は、現時点では明らかになっておらず、一部でいわれている2500万ポンド(約46億円)という高額な移籍金がネックになった、あるいは純粋に彼の“セルティック愛”が強かった、など様々な見解があるが、スコットランドの日刊紙『THE SCOTSMAN』は「古橋が新たな長期契約で移籍の憶測を終了させた」と報じている。
 
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