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Jリーグ・国内

「今夏最高の補強」という声も!! 古橋亨梧のセルティック残留を現地メディアは評価! 「失望続きのファンを元気づけた」

THE DIGEST編集部

2023.07.06

 奇しくも主力FWのジョッタが今話題となっているサウジアラビア行きの流行に乗ったことで話題を集めていた中での、古橋の去就決定について「セルティックファンにとっては、お気に入りだったジョッタやアーロン・ムーイが退団するなど、最近は失望に満ちた出来事が多かったが、この古橋のニュースはクラブ関係者全員にとって大きな励ましとなるはずだ」と、クラブ専門サイト『67 HAIL HAIL』は記した。
 
 また、同メディアは「この日本代表選手は、ここ数年で誰よりもセルティック・パークで愛されている。長くこのクラブに在籍してゴールを決め続ければ、彼はクラブのレジェンドとして名を残せるだろう」とも綴ったが、日刊紙『The Herald』は「古橋の新たな契約が、ロジャーズ監督にとって最高の夏のビジネスになる理由」と題した記事で、クラブにとってのメリットの大きさを指摘している。

 同メディアはまず、「キョウゴはまさに、ポステコグルー前監督と契約した選手で、指揮官が望むものを即座に体現した。加入時から、彼はゴール前では冷酷であり、それ以外では無私の姿勢を見せた。キョウゴはポステコグルーの『我々は決して止まらない』という信条を現実に示した選手であり、彼がチームを先導し、チームメイトがそれに追随したのも当然である」と、古橋を称賛した。

 それゆえに、「ポステコグルーがトッテナムに移籍した瞬間から、チームの“お守り”のような日本人FWを巡っては、去就に関する様々な噂が飛び交い始めるのは避けられなかった。20代後半にして自身の株が史上最高値に達していたキョウゴは、今こそ欧州のエリートリーグ(プレミアリーグ)挑戦のための最後のチャンスと捉えていたかもしれない」としながらも、「契約延長のニュースにより、古橋は全ての噂を止めた」と伝え、以下のように続けている。

「彼のクラブへの献身的な姿勢は、1か月の間にポステコグルーとジョッタという真の絆を感じていた2人の人物から別れを告げられていたファンを元気づけている。主力選手や監督が短期間でグラスゴーを去ることに慣れていた彼らは、ひとりの選手に執着する時代は終わったと考えていたが、キョウゴについては、突然の予期せぬ別れを心配する必要のないヒーローだと、彼らは感じていることだろう」
 
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