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海外サッカー

シティ戦で追撃ゴール演出の三笘薫、ウォーカーとの対決については「絶えず問題を引き起こした」「大部分に敗れた」と現地メディアの見方は二分

THE DIGEST編集部

2023.10.23

『THE Sun』紙は、「新しい契約に署名した日本人選手は、シーガルズが自分たちのチャンスを活かすようになると、ヘディングシュートも試みた。そして、ブライトンはその努力に相応しいゴールを取得。三笘が左サイドから前に進み、彼のクロスをアカンジが処理できず、ファティにボールをプレゼントした」と綴り、別の記事ではより詳細に「三笘がシティのボックスに迫ると、身をくねらせてウォーカーのチャレンジをかわすことに成功した」と報じている。

 また『Daily Mail』紙は、「時間の経過とともに三笘の影響力が増し、よりシティにとって脅威となった。この日本代表選手は何本かの長距離ドリブルで警告を発し、ファティのゴールを演出する前には、オルテガの飛び出しでシュートを阻止され、その後もCKからサイドネットにヘディングシュートを放つ場面もあった」として、採点ではファティと並んでチーム最高タイの「7.5」の高評価を下した。

 一方、『Manchester Evening News』は、対峙したウォーカーの視点から「たとえ彼がその仕事に最適な選手だったとしても、三笘を黙らせるのは難しいことが分かった」と、ブライトンの左ウインガーがシティに困難をもたらしたことを強調。サッカー専門サイト『90min』は、「ウォーカーとのバトルの大部分に敗れたが、成功した1回で、彼はブライトンのゴールを生み出した」と評し、採点は及第点に満たない「5」止まりだったが、これでもチーム2番目の高さである。
 
 最後にブライトンの地元メディアでは、日刊紙『The Argus』が「7」の高採点を付与し、「後半、サイド、インサイドの両方の位置において、幾つかの場面で見る者を非常に興奮させた」とポジティブに評したが、同時に「しかしそれら全てのプラス面は、少なくとも得点機のひとつはモノにするべきだったという事実によって相殺される」と、逸機への指摘も忘れていない。

 そして『Sussex Express』は、「ウォーカーの驚異的なスピードに立ち向かう1日となり、シティの選手が対決の大部分を制した。ただし、三笘にも光る瞬間はあった。彼は後半早い段階で、相手GKオルテガとの1対1のチャンスを逃したが、ファティのゴールにおいて重要な役割を果たし、残り15分でシティにプレッシャーをかけた」と三笘のプレーを総括し、チーム3番目となる「7」という高採点を与えた。

構成●THE DIGEST編集部

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