また、『FourFourTwo』では44位にレアル・ソシエダの久保建英の名前が挙げられた。昨季はバスクのクラブでキャリアハイの成績を残し、今季も好調を維持して、自身にとって憧れだったチャンピオンズリーグの舞台でも絶大な存在感を発揮している22歳に対する寸評は、終始ポジティブなものとなっている。
  「（2022年夏に）レアル・マドリーを離れた際、それまでのレンタル移籍が、彼の内に秘めた才能を引き出せなかったのではないかと人々は懸念した。しかし、サン・セバスティアンにおいて、この日本人選手は最も現実離れしたウィンガーのひとりとなり、創造性とフィニッシュを生み出し、広範囲で『ラ・レアル』の中心となっている。彼はポテンシャルを十分に発揮しており、近いうちにさらに大きなクラブへ移籍する可能性もある」

　カタールW杯以降、日本代表がドイツ、スペインといった強豪国を次々に撃破し、その後も国のレベルに関係なく大量得点を奪って連勝を継続していることで、世界的な評価は高まり続けており、代表やクラブでの活躍によって個々の選手の価値も上昇している中で、今後はこういった現地メディアのランキングに、さらに多くの日本人選手を見ることができるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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