加えて、「ベスト16で日本に勝利したとしても、その後も険しい旅が予想される。準々決勝でイラン(グループC首位の場合)に出くわす確率が高く、準決勝では開催国カタール(グループA首位確定)との対戦を強いられることだろう」と指摘し、改めて「やはりグループ2位で16強に上がる方が容易い」と結論づけた。
もっとも、「だからといって日本との対決がなくなるわけではない。両チームともグループ2位でトーナメントに進めば、出会うケースはひとつだけ、つまり決勝だ。グループリーグではここまで期待以下のパフォーマンスに終わっている両チームが、トーナメントで弱点を改善しながら勝ち上がっていけば、決勝では『運命の日韓戦』が繰り広げられるだろう」と、やはり宿敵との対戦はアジア制覇においては避けられないと見ており、またそれに期待もしているように感じられる。
今大会の日韓両国については、他大陸からも関心が寄せられており、フランスのニュース専門チャンネル『FRANCE24』は、「日本が衝撃を受け、韓国は揺れ動く」とその現状を表現。「依然として決勝トーナメント進出に向けて両国は有利な立場にあり、最終節で引き分けさえすればいい」としながらも、「彼らはともに、この数日は、とてもチャンピオンらしくは見えなかった」と厳しく評し、「アジアカップの勝者がどこになるのかを予測するのは、これまで以上に難しくなっている」と綴った。
森保一監督同様、クリンスマン監督も「この大会はどの試合も難しいものになるだろう」と大会前に予想し、「アジアのサッカーは非常に進歩しており、この10~15年でクオリティーは劇的に向上した。ゆえに、どの試合もハラハラするものになる」とも語っていたが、まさに両国ともに、ここまでそれが正しかったことを、身をもって味わっている。ともにマークを受ける立場として、これを乗り切り、直接対決でタイトルの行方を決することができるか、今後さらに熾烈さを増すであろう戦いを、期待をもって見守りたい。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】アジアカップE組第2節 ヨルダン対韓国ハイライト
もっとも、「だからといって日本との対決がなくなるわけではない。両チームともグループ2位でトーナメントに進めば、出会うケースはひとつだけ、つまり決勝だ。グループリーグではここまで期待以下のパフォーマンスに終わっている両チームが、トーナメントで弱点を改善しながら勝ち上がっていけば、決勝では『運命の日韓戦』が繰り広げられるだろう」と、やはり宿敵との対戦はアジア制覇においては避けられないと見ており、またそれに期待もしているように感じられる。
今大会の日韓両国については、他大陸からも関心が寄せられており、フランスのニュース専門チャンネル『FRANCE24』は、「日本が衝撃を受け、韓国は揺れ動く」とその現状を表現。「依然として決勝トーナメント進出に向けて両国は有利な立場にあり、最終節で引き分けさえすればいい」としながらも、「彼らはともに、この数日は、とてもチャンピオンらしくは見えなかった」と厳しく評し、「アジアカップの勝者がどこになるのかを予測するのは、これまで以上に難しくなっている」と綴った。
森保一監督同様、クリンスマン監督も「この大会はどの試合も難しいものになるだろう」と大会前に予想し、「アジアのサッカーは非常に進歩しており、この10~15年でクオリティーは劇的に向上した。ゆえに、どの試合もハラハラするものになる」とも語っていたが、まさに両国ともに、ここまでそれが正しかったことを、身をもって味わっている。ともにマークを受ける立場として、これを乗り切り、直接対決でタイトルの行方を決することができるか、今後さらに熾烈さを増すであろう戦いを、期待をもって見守りたい。
構成●THE DIGEST編集部
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