ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「後半開始後、レガネスは勢いを持ってピッチに戻ったが、その反撃の試みはわずか３分しか続かなかった。なぜなら、久保と１対１の状況になり、誰もDFを助けることができなかったからだ。そしてそのような状況になれば、DFが悲劇的な結末を迎えるのはよくあることだ」と背番号14の得点場面に言及し、以下のように続けた。
  「確かに、日本人アタッカーは幾つかのリバウンドを上手く活用したが、それでも、ほぼ何もないところからボールをゴールネットに送り込むには、高い技術と才能が必要なのも事実だ。彼のスーパーゴール・コレクションにまたひとつ、見事な一撃が加わった。もはや、映像ライブラリに収めるスペースが足りなくなるほどだ」

　また同メディアは、10点満点の採点でチーム２番目タイとなる「７」を付与し、寸評では「圧巻のスーパーゴール。ただし、２回のリバウンドの恩恵もあった。味方のカバーがない状況で彼と対峙する選手にとって、この日本人選手は致命的な存在となる。そして実際に終始、久保は相手にとっての脅威だった。 ただ、オリ・オスカルソンとは依然としてあまり連係が取れていない」と概ねポジティブな記述ながら、物足りない点も指摘している。

　最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』は、「キレキレのプレーを披露。ドリブルで再三相手にとっての危険を生み出し、後半開始後のドリブル突破から見事なゴールを決め、勝利を大きく引き寄せた。まさに鋭い刃のような存在だった」と絶賛し、チーム最高タイとなる「９」という高採点とした。

構成●THE DIGEST編集部
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