一方、オンライン新聞『PARMA TODAY』は「６」止まりとしたものの、「ハイボールのキャッチでは安定感を示し、足元のプレーもほぼ常に正確だった。集中力を保ち続け、ペナルティーエリア内をしっかり掌握していた」と、寸評は終始ポジティブな内容の記述となっている。

　続いてスポーツ専門放送局『EUROSPORT』は、「奇跡的なプレーはなかったが、無難に仕事をこなした。コンセイソンの弱めの一撃、コロ・ムアニのシュート、高いボールへの幾つかの飛び出しに対して、いずれもきちんと対応した」として「６」を付与。対して『Sky Sports』の採点は「6.5」だった。

　スポーツ専門サイト『ViSPORT』は「通常業務」とだけ綴って「６」としたが、これは良い意味で捉えていいだろう。サッカー専門サイト『calciomercato』の採点は「6.5」で、「結局、ユベントスがかなり助けてくれたおかげで、鈴木の出る幕は予想よりもずっと少なくなった。GKとしては、ほとんど仕事がなかったが、彼は豪華なクリーンシートを楽しむことができた」と振り返っている。
 

『TUTTO mercato WEB.com』も同採点を与え、「今回もリーダーシップと気迫の面で好印象を残すパフォーマンスを披露。決定的なセーブこそなかったが、高いボールへの飛び出しで守備陣の不安を何度も取り除いた」と、最後尾で安定したパフォーマンスを発揮した背番号31を称賛した。

　最後にパルマのクラブ専門サイト『FORZA PARMA』は、「ビッグセーブを求められるような場面はなかったが、飛び出しでは常に高い安定感で、足元の技術も良好であることを示し、決定的な存在となった」と、こちらも賛辞を惜しまず、採点はやはり「6.5」としている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】パルマのGK鈴木彩艶、ユベントス戦の完封に貢献！ 33節ハイライト