■「清水とのリーグ開幕戦は良い雰囲気の中で気持ちよくプレーできた」(紺野和也)
――ふたりが初めて知り合ったのは?
安部:大学時代だよね。
紺野:そう。1年生の頃だっけ?
安部:いや、2年生の時だよ、選抜チームで一緒にやったのは。
紺野:そうだ、そうだ。
安部:紺野選手の存在はその前から知っていましたが、初めて話したのはその選抜チームで活動していた時です。
――大学の試合で初めてマッチアップした際の印象は?
安部:(ドリブルを)止めてやろうと(笑)。紺野選手は大学時代からかなり注目されていたので、そんな彼からボールを奪うと「おー!!」となりました。僕がプロになるために越えるべき壁のひとつでしたね。
紺野:明治大との試合では安部選手がマンツーマン気味についてきて、ボールを持てば複数人に囲まれましたから、本当に嫌でした(笑)。安部選手ひとりを相手にするのもしんどいのに……という感じで、やりにくかったです。
――迎えたルーキーイヤー(2020年シーズン)、FC東京でチームメイトになったふたりがまず目指したのはレギュラー奪取で、先に先発出場を果たしたのは安部選手でした。[編集部・注/安部の“プロデビュー戦”は、セレス・ネグロス(タイ)とのACLプレーオフだった(2-0で勝利)]
安部:キャンプは長谷川(健太)監督に求められるプレー、動きがたくさんあって大変でしたが、良い感覚で過ごせました。練習試合でスタメンの機会もあり、手応えを掴んだ状態でセレス・ネグロス戦に出場できました。続く蔚山現代(韓国)戦、パース・グローリー戦にも先発しての感想は「やれなくはないかな」というもので、同時に「もっとやらなくては。足りないな」という想いも込み上げてきました。早い段階で自分の課題に気付けたのも収穫で、ACLでの3試合はとても良い経験になりました。
――足りない部分とは?具体的に教えてもらえますか?
安部:ボールキープやパスの精度、最終局面での質のところですね。監督にも、ゴールに直結するプレーにこだわれと言われています。
――紺野選手は自身の課題をどう捉えていますか?
紺野:まだプロでの試合経験が少ないので明確な答は分かりませんが、強いて言えば守備のところ。例えば強度の高いプレスとか。あとは、90分間走り切る体力ですかね。とにかくフィジカル面をもっと強化しないと生き残れない。
――体力と言えば、安部選手の運動量は文字通り半端ないです。終了間際になっても足もとのプレーがまるでブレないですしね。
安部:90分はやれる自信があります。ただ、プロの強度で延長戦まで行ったらどうか。そこは分かりません。
――ふたりが初めて知り合ったのは?
安部:大学時代だよね。
紺野:そう。1年生の頃だっけ?
安部:いや、2年生の時だよ、選抜チームで一緒にやったのは。
紺野:そうだ、そうだ。
安部:紺野選手の存在はその前から知っていましたが、初めて話したのはその選抜チームで活動していた時です。
――大学の試合で初めてマッチアップした際の印象は?
安部:(ドリブルを)止めてやろうと(笑)。紺野選手は大学時代からかなり注目されていたので、そんな彼からボールを奪うと「おー!!」となりました。僕がプロになるために越えるべき壁のひとつでしたね。
紺野:明治大との試合では安部選手がマンツーマン気味についてきて、ボールを持てば複数人に囲まれましたから、本当に嫌でした(笑)。安部選手ひとりを相手にするのもしんどいのに……という感じで、やりにくかったです。
――迎えたルーキーイヤー(2020年シーズン)、FC東京でチームメイトになったふたりがまず目指したのはレギュラー奪取で、先に先発出場を果たしたのは安部選手でした。[編集部・注/安部の“プロデビュー戦”は、セレス・ネグロス(タイ)とのACLプレーオフだった(2-0で勝利)]
安部:キャンプは長谷川(健太)監督に求められるプレー、動きがたくさんあって大変でしたが、良い感覚で過ごせました。練習試合でスタメンの機会もあり、手応えを掴んだ状態でセレス・ネグロス戦に出場できました。続く蔚山現代(韓国)戦、パース・グローリー戦にも先発しての感想は「やれなくはないかな」というもので、同時に「もっとやらなくては。足りないな」という想いも込み上げてきました。早い段階で自分の課題に気付けたのも収穫で、ACLでの3試合はとても良い経験になりました。
――足りない部分とは?具体的に教えてもらえますか?
安部:ボールキープやパスの精度、最終局面での質のところですね。監督にも、ゴールに直結するプレーにこだわれと言われています。
――紺野選手は自身の課題をどう捉えていますか?
紺野:まだプロでの試合経験が少ないので明確な答は分かりませんが、強いて言えば守備のところ。例えば強度の高いプレスとか。あとは、90分間走り切る体力ですかね。とにかくフィジカル面をもっと強化しないと生き残れない。
――体力と言えば、安部選手の運動量は文字通り半端ないです。終了間際になっても足もとのプレーがまるでブレないですしね。
安部:90分はやれる自信があります。ただ、プロの強度で延長戦まで行ったらどうか。そこは分かりません。