日刊紙『THE SCOTSMAN』は10点満点の採点で、アバダとともに最高評価となる「９」を古橋に与え、寸評では「間違いなくスコットランド・サッカー界で最も完璧な選手による、完璧なパフォーマンス。３ゴールのうちの２つでは、オフサイドからオンサイドへの動きが、彼のゲーム・インテリジェンスにおけるレベルの高さを示しており、それはフィニッシュのクオリティの高さと一致している。全盛期のヘンリク・ラーションを彷彿とさせる」と、クラブのレジェンドの名前を出して絶賛している。
  『SCOTTISH DAILY EXPRESS』紙は、古橋、アバダ、ジョッタ、オライリー、そして縦横無尽にピッチ上を動き回って攻守両面で重要な場面に再三絡んだMF旗手にも「10」点満点！　古橋への寸評は「素晴らしい走りの後、しっかりボールをコントロールしてパワフルなフィニッシュを披露。次は相手を驚かせた、遠距離からの驚異的なシュート。そして３番目は素晴らしいポジショニングのゴールで、ケーキの上にチェリーを添えた。完璧なショーだった」と綴った。

　一方、『Daily Record』紙は、古橋のポジショニングの巧みさに注目。プレーに関与しない状態でオフサイド・ポジションにいながらも、ボールを受ける際にはオンサイドかつフリーの状態でいる彼の「オフサイド・トリック」を３点目に至る場面の写真などを用いて検証し、「ダンディー・Uの守備構造を破壊した」と評価している。

構成●THE DIGEST編集部
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