最後に、ブラジルの総合メディア『globo』は「最終的に、36年ぶりにW杯に復帰したカナダのモチベーションを高めるだけの親善試合となり、日本にとっては怪我人が出なかったことが何より安堵できる材料だった」と、やはり厳しく試合を振り返り、選手個々については「全くリズムのない浅野拓磨と、ほとんどボールに触れなかった南野拓実は、日本の攻撃の問題に対する答えではなかった。後半に出場したCFのオプションである上田綺世はポストとして効果的だった」と評した。
全選手＆監督に対する10点満点の採点では、先制点を生み出した柴崎と相馬が「6.5」で最高点。逆に最低の「４」は、敗北に繋がるファウルを犯した山根に与えられた。「５」の森保監督に対しては、「全体的に、攻守とも総合力が低かった。無駄なボールポゼッション、チャンスに繋がらないプレッシャー、セットプレーでの守備の不安定さ……最後は結果を得るためのシステムチェンジもうまく機能しなかった」と、辛辣な言葉が並んだ。
構成●THE DIGEST編集部
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