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日本代表

「信じられないほど見事な跳躍」三笘薫の代表ヘッド弾に各国メディアが反応! 敗戦には「W杯以降改善されていない」と手厳しい評価

THE DIGEST編集部

2023.03.30

 最後に、ブラジルの総合メディア『GLOBO』は、今回も詳しく日本の試合をレポートしており、「日本は、W杯以降改善されていないという印象で、この代表ウィークを終了した。守備は吉田麻也、谷口彰悟、富安健洋がいないとより不安定で、GKのシュミットは悪くなかったが、定位置を獲得したと言えるほどでもなかった」と厳しい評価を下し、さらに以下のように続けている。
 
「主力のはずだった鎌田大地は目立たないプレーを続けた。ストライカーの状況は改善せず、浅野拓磨は多くの時間を浪費。上田綺世は唯一、そのパフォーマンスでポジティブな印象を与えたストライカーだったが、それでもゴールは挙げられなかった」

「一方で、駒が不足している2つのSBでは、右の菅原由勢と左のバングーナガンデ佳史扶で、新たな弾みがつきそうだ。そして三笘は、なぜ彼が絶対的なスターターであるべきかを示した。彼はチームのスターであり、最も決定的な選手としての地位を確立。伊東純也も反対サイドで、同様に相手にとっての脅威になる可能性がある」

 10点満点の採点で、三笘にチーム最高の「7」を与えた同メディア(最優秀選手はコロンビアのボッレを選定)は、森保監督を最低タイの「5」とし、「(選手の)ラインナップは正しかったが、ゲーム戦略は間違っていた。序盤に得たアドバンテージを管理し、試合を支配し続ける方法を知らなかった。選手交代が、機能していた守備陣を混乱させもした。試合に勝つためというよりも、選手をテストするための交代を施した」と寸評を記した。

構成●THE DIGEST編集部
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