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海外サッカー

驚異の黒字経営で33年ぶりのカルチョ王者に返り咲いたナポリ! CL優勝へ日本代表選手が戦力補強の有力ターゲットに!?

THE DIGEST編集部

2023.05.11

 イタリアの頂点に再び辿り着いたナポリは、まだ果たしていないCL優勝を新たな目標に掲げ、そのために戦力を上積みしていく方針を固めているというが、財政力ではるかに上回る他国のビッグクラブと競り合うという愚を犯すのではなく、新たな市場を開拓しながら、まだブレイク前の逸材を獲得するという方向性に変わりはないようで、彼らの視線は現在、アジアやアメリカに向けられているという。
 
『IL MATTINO』紙はまず、キム・ミンジェ獲得が成功したことに味をしめ、また韓国企業とスポンサー契約を結んだこともあり、オリンピアコスのファン・インボム、マジョルカのイ・ガンインという韓国代表MFを獲得候補に挙げ、続いて「漫画の中だけでなく、今では多くの選手が欧州でプレーしている」(同メディア)日本人選手にも言及し、鎌田大地(フランクフルト)、久保建英(レアル・ソシエダ)、堂安律(フライブルク)もターゲットに含まれていると報じた。

 同メディアはまた、アメリカ人ではサンノゼでプレーする19歳のウインガー、ケイド・コーウェルにもナポリからの関心が向けられていると伝えているが、一方で大手スポーツ紙『Gazzetta dello Sport』は、キム・ミンジェが引き抜かれた場合の後釜候補として、シュツットガルトの伊藤洋輝、ボルシアMGの板倉滉の2人を「左右どちらでもプレーでき、ビルドアップも良い」として紹介している。

 アジアからの戦力補強は今、セルティックが大成功例として欧州でも知られている。イタリアでは1990年代後半、ペルージャが中田英寿の獲得・売却で大きな収益を得たことに味をしめ、韓国のアン・ジョンファン、中国の馬明宇を次々に獲得したことがあったが、ナポリが今夏、移籍市場にどのような動きを見せるかが非常に興味深い。

構成●THE DIGEST編集部
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