また、スポーツ専門サイト『SPORT BIBLE』によれば、インテリスタたちはジンクスの助けも得ようとしており、そのひとつとして「クロアチア人選手」に注目しているという。これは2013年以降、優勝したチームのメンバーには、マリオ・マンジュキッチ（バイエルン）、ルカ・モドリッチ（マドリー）、イバン・ラキティッチ（バルセロナ）、マテオ・コバチッチ（マドリー）、デヤン・ロブレン（リバプール）、イバン・ペリシッチ（バイエルン）と、いずれもクロアチア人選手が含まれていたという事実による。 　そこで、インテリスタが期待をかけるのはマルセロ・ブロゾビッチで、SNSでは彼に対して「お願い、ジンクスを持続させて！」「『クロアチアの幸運』が今の唯一の希望だ。ブロゾビッチよ、我々を救ってくれ！」と願いをかける投稿の他、「マンCにはクロアチア人選手がいないが、インテルにはいる」としてインテルの“有利”を指摘するものも見つけることができる。

　６月10日の決勝までに、マンCは前述の通りプレミアリーグ、FA杯の優勝を懸けた４試合、一方のインテルも残り４試合の中にはフィオレンティーナとのコッパ・イタリア決勝が含まれており、いずれも重要な戦いが続くことになる。果たして、両チームがいかなるコンディションで対峙できるか。いずれにしても、非常に興味深い一戦であることに間違いはない。

構成●THE DIGEST編集部
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