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海外サッカー

セルビアを24年ぶりのEUROに導いた監督“ピクシー”。W杯敗退後の苦悩の日々も吐露「厳しい批判受け、立ち直るのは簡単ではなかった」

THE DIGEST編集部

2023.11.21

 対して『sportal.rs』は、「セルビアをEUROに導いたことに対して、指揮官は称賛を受けるべきだ。彼は代表の歴史において、初めて2つのメジャー大会で連続して予選突破した最初の監督になった。今予選でのパフォーマンスは、我々の望むクオリティーに達しておらず、今回のブルガリア戦を含め、数年後には誰もそれを覚えていないかもしれないが、重要なのは最終的な結果だ。本大会までには、不足点を修正するための十分な時間があり、ピクシーもそれを承知している。全ては彼次第だ」と、賛否両論の現監督に期待を寄せた。
 
 ところで、前述の通り、ストイコビッチ監督自身も言及した24年ぶりのEURO出場については、地元メディアも感慨深さを隠さず、『zurnal.rs』は「24年という長い年月……長すぎた。W杯に関してはそれほどの待ち続ける苦痛はなかったが、この大陸レベルのチャンピオンシップは……」と記述。そしてEURO2000を回想し、政情不安の中で印象深いグループリーグ3試合の後、劇的な形で勝ち進んだ準々決勝でオランダに完膚なきまでに叩きのめされた戦いを振り返った。

 また、名将ヴヤディン・ボシュコフに率いられた当時のメンバーには現代表監督のストイコビッチの他、アシスタントのゴラン・ジョロビッチが名を連ね、他にもヴラディミール・ユーゴビッチ、プレドラグ・ミヤトビッチ、サボ・ミロシェビッチ、デヤン・スタンコビッチ、シニシャ・ミハイロビッチ、マテヤ・ケジュマンら新旧スター選手を揃えていたことを伝えている。

構成●THE DIGEST編集部
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