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海外サッカー

超寡黙なメッシが「喋り始めた」理由。今や敵将と言い争うまでに…

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.02.01

メッシはデリケートな「ネイマール問題」に関しても、積極的にコメントを残している。(C)Getty Images

メッシはデリケートな「ネイマール問題」に関しても、積極的にコメントを残している。(C)Getty Images

 それからのメッシは、まるで堰を切ったように語り出す。半年弱という実に短い期間で、サッカーからプライベートまで実に様々なことを喋っているのだ。

 息子たちのこと――。
「次男のマテオは冗談好きで、とくに兄のチアゴをからかっては怒らせる。レアル・マドリーがゴールを決めると、マテオは大声で『レアル!! レアール!!』と叫ぶんだ。チアゴがクレイジーなバルサ・ファンだってことを知ったうえでね(笑)」

 選手キャリアのこと――。
「僕がいつ選手を引退するかなんて、話題にするのはまだ早すぎる。決めるのは僕、そう僕自身だ。何よりもいつまでハイレベルなサッカーができるかが重要だ」

 バルセロナのこと――。
「バルセロナの人々は心配しなくていい。どんな高額な契約より、僕にとってはバルサの紙切れ一枚のほうが大事だ。僕はバルセロナが好きだし、どこにも行かない」
 
 アルゼンチン代表のこと――。
「ワールドカップでは良いところまで行っても、チーム内の空気はいつも張り詰めていた。監督が何度も代わったことも、チームにはマイナスになった。いま言えるのは、僕はアルゼンチンのために心を込めてプレーしているということだ。僕の代表でのプレーが気に入らなければ、拍手しなければいいだけだ。とにかく黙って僕にプレーをさせてくれ。そうすれば僕はベストを尽くす。そしてタイトルを勝ち取る」

 また、デリケートな“ネイマール問題”にも躊躇なく切り込んでいく。
「僕たちが一緒にプレーすれば、チャンピオンズ・リーグで優勝することができる。だからネイマールにはバルサに帰ってきてほしい。あと2年ぐらいすれば、僕はスパイクを脱ぐかもしれない。その後はネイマールの天下だ。彼だったらバルサで僕のポストを受け継ぐことができる」

 さらにアルゼンチンの新聞には、こんな本音も語っている。
「途中交代でピッチを退くのは好きじゃない。フル出場するか、それともベンチからスタートして途中から入るほうがいい。なぜなら試合が左右されるのは、いつも後半の最後の時間帯だからだ。周りの選手たちは疲れているから、いつも以上に好きに動ける。だからできるなら僕は毎試合、後半だけプレーしたいね」
 

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