男子テニスのダニエル太郎が、26日に自身のツイッターを更新し、賭博屋から送られてきたという衝撃的なメッセージの内容を公開した。

　現在開催中の「メキシコ・オープン」に出場したダニエルは、１回戦でクォン・スンウ（韓国）にフルセットの末に敗れた。そして試合後、テニス賭博をしていたであろう輩からダニエルに対し、「コロナ野郎！」「二度と歩けなくしてやる！」などと、目を覆いたくなるような罵詈雑言の数々が送られていたのだ。

　SNSを通して送られるこのようなメッセージに「もう慣れた」というダニエルだが、今回については、新型コロナウイルスなどの時事ネタを織り込んだ暴言に対し「あまりにも酷いし笑えたので」と、シェアするに至ったという。
  　この投稿を見たファンからは「どこの国にも、、」「そんなん気にしてたらあかん！」「選手に文句言うのは間違ってる」と、多くの同情の声が寄せられていた。少し前には、大坂なおみも同じような暴言メッセージをSNSで公開し、話題となっていた。

　毎週のように、コートでの厳しい戦いに臨むテニス選手たちだが、ひとたび負ければコートの外でも卑劣な暴言に晒される。いつものことと、選手たちは慣れているかもしれないが、本来あってはならないことだ。

　このような“騒音”には耳を貸さず、彼らが自らのテニスに集中してくれるよう願うばかりである。

構成●スマッシュ編集部

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