カルロス・アルカラス(スペイン/現世界ランキング3位)は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同8位)やロジャー・フェデラー(スイス)のような四大大会優勝記録には届かない――。そう断言したのが、男子テニス界のレジェンド、ジョン・マッケンロー氏(アメリカ)だ。
マッケンロー氏は10月7日に公開されたポッドキャスト番組『Off Court』で、23歳のアルカラスについて言及。2026年「全豪オープン」ではジョコビッチを破って自身7度目のメジャータイトルを獲得し、史上最年少でキャリア・グランドスラムも達成したアルカラスだが、マッケンロー氏は、その先に待つ記録更新には厳しい見方を示した。
その背景として挙げたのが、現在のATPツアーにおける選手たちのフィジカル面の進化だった。
「カルロスがノバクやロジャーのグランドスラムの数字に近づくことがとても難しい理由の1つは、(ベン・)シェルトンのような大きくてパワフルな選手がいることだ。彼らはコートに立って、信じられないような試合をすることができる。時にはカルロス自身から主導権を奪い、彼を苛立たせることさえある」
マッケンロー氏が念頭に置いているのは、9月の全米オープン準々決勝だろう。大会連覇を狙ったアルカラスは、シェルトン(アメリカ/同4位)と4時間28分に及ぶ激闘を演じ、最終セットのタイブレークの末に敗れた。終了時刻は午前3時33分。アルカラスは53本のアンフォーストエラーを記録した。
一方で、マッケンロー氏は約4カ月に及んだ負傷離脱から復帰したばかりだったアルカラスのパフォーマンスを高く評価している。
「彼のプレーを見ていると、競争のリズムを失っていたようには見えなかった。大会が進むにつれて、カルロスが優勝するのではないかと思ったが、最高のテニスを出し切ることができず、最後には身体が少し問題を起こしてしまった。(アルカラスが敗れた要因の)多くはベンによるものだったと思う。カルロスにはプレーしに来てくれたことに改めて感謝したい。彼の復帰は全米オープンにとって、とても大きな出来事だった」
全米オープンの後、アルカラスは「木下グループ ジャパンオープン」で復帰後2大会目(団体戦の「レーバーカップ」を除く)にしてタイトルを獲得。決勝ではイリ・レヘチュカ(チェコ/同16位)を下し、昨年に続く大会連覇を果たした。
23歳にして四大大会7勝、キャリア・グランドスラム達成という実績を持つアルカラス。それでも、最多24勝のジョコビッチに追いつくにはあと17勝、20勝のフェデラーに追いつくにはあと13勝と、その道のりはまだ長い。
構成●スマッシュ編集部
【動画】アルカラスがシェルトンに敗れた全米オープン2026準々決勝ハイライト
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【関連記事】「復帰への努力が実った」アルカラスがジャパンオープンで見せた“連覇”への渇望<SMASH>
マッケンロー氏は10月7日に公開されたポッドキャスト番組『Off Court』で、23歳のアルカラスについて言及。2026年「全豪オープン」ではジョコビッチを破って自身7度目のメジャータイトルを獲得し、史上最年少でキャリア・グランドスラムも達成したアルカラスだが、マッケンロー氏は、その先に待つ記録更新には厳しい見方を示した。
その背景として挙げたのが、現在のATPツアーにおける選手たちのフィジカル面の進化だった。
「カルロスがノバクやロジャーのグランドスラムの数字に近づくことがとても難しい理由の1つは、(ベン・)シェルトンのような大きくてパワフルな選手がいることだ。彼らはコートに立って、信じられないような試合をすることができる。時にはカルロス自身から主導権を奪い、彼を苛立たせることさえある」
マッケンロー氏が念頭に置いているのは、9月の全米オープン準々決勝だろう。大会連覇を狙ったアルカラスは、シェルトン(アメリカ/同4位)と4時間28分に及ぶ激闘を演じ、最終セットのタイブレークの末に敗れた。終了時刻は午前3時33分。アルカラスは53本のアンフォーストエラーを記録した。
一方で、マッケンロー氏は約4カ月に及んだ負傷離脱から復帰したばかりだったアルカラスのパフォーマンスを高く評価している。
「彼のプレーを見ていると、競争のリズムを失っていたようには見えなかった。大会が進むにつれて、カルロスが優勝するのではないかと思ったが、最高のテニスを出し切ることができず、最後には身体が少し問題を起こしてしまった。(アルカラスが敗れた要因の)多くはベンによるものだったと思う。カルロスにはプレーしに来てくれたことに改めて感謝したい。彼の復帰は全米オープンにとって、とても大きな出来事だった」
全米オープンの後、アルカラスは「木下グループ ジャパンオープン」で復帰後2大会目(団体戦の「レーバーカップ」を除く)にしてタイトルを獲得。決勝ではイリ・レヘチュカ(チェコ/同16位)を下し、昨年に続く大会連覇を果たした。
23歳にして四大大会7勝、キャリア・グランドスラム達成という実績を持つアルカラス。それでも、最多24勝のジョコビッチに追いつくにはあと17勝、20勝のフェデラーに追いつくにはあと13勝と、その道のりはまだ長い。
構成●スマッシュ編集部
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