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海外テニス

コーチ業復帰のフェレーロがかつての弟子を回顧。アルカラスとは「絆が深かった」一方でズベレフは「プロ意識に違いがあった」<SMASH>

スマッシュ編集部

2026.11.01

アルカラス(右)とは絆を深めたフェレーロ氏(左)だが、ズベレフとの師弟関係は長続きしなかった。(C)Getty images

アルカラス(右)とは絆を深めたフェレーロ氏(左)だが、ズベレフとの師弟関係は長続きしなかった。(C)Getty images

 2027年シーズンに向けてコーチ業に復帰することが報じられている元世界ランキング1位のホアン・カルロス・フェレーロ氏(46歳)が、海外メディア『ユーロスポーツ・スペイン』のインタビューで、かつて指導したカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランキング3位)とアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同2位)について言及した。

 フェレーロ氏は2019年にアルカラスのコーチに就任した後、同郷の若武者をテニス界の頂点へと急速に押し上げることに成功した。また、その過程でフェレーロ氏自身もATP年間最優秀コーチ賞を2度受賞している。

「カルロスとの目標は極めて明確だった」と語るフェレーロ氏は、「当時15歳で並外れた才能を持っていた若者が、日々上達できるよう心から手助けすることだった」と当時の指導方針について明かした。

「選手としての経験や、ある程度の成果を上げた経験が指導に影響を与えることがある。しかし彼を自分のような選手にしようとは一度も考えたことはなかった。それとは反対に、私が彼の持つ資質に合わせて、それらを最大限に引き出そうとした」

「関係が始まった当初から抱いていた夢を叶えることができた。私たちの間の絆はとても深かった。それは否定しない」
 
 大成功を収めたアルカラスとの師弟関係の一方で、それ以前に短期間だけコーチを務めたズベレフとの間には自身との本質的な違いを感じていたようだ。

「ズベレフについてはプロ意識という点で、私たちの間で違いがあったとだけ言っておくよ」

 それでも、今シーズンのズベレフが年間ランキング1位の座を獲得したことについて、フェレーロ氏は「当然の結果だと思う」と賛辞を贈った。

「ここ数年はやや停滞していたが、この1年半は本当に上達しようと努力したんだろう。たまたまカルロスもヤニック(・シナー)もいなかった。彼はそのチャンスを生かしたんだ。そのチャンスをつかんだ今、彼は精神的にさらに強くなり、彼らと対等に戦うことができるようになるだろうね」

 今や名将と名高いフェレーロ氏。次に指導する選手はまだ明らかになっていないが、本人が明かしたところによると「11月9日に発表します」とのことだ。

構成●スマッシュ編集部

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