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【家で手軽に身体のケア/1】デスクワークで身体が固まったと感じたらボールをコロコロ

スマッシュ編集部

2020.04.23

ふくらはぎ疲労回復の最初の形(左)、ボールをコロコロさせる様子(右)。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 家で過ごす時間が多いと、身体が鈍く、重く感じてくる。ふくらはぎがダルい人、デスクワークで身体が固まった人におススメのエクササイズを、パーソナルトレーナーの玉乃真理子先生が教えてくれた。手軽にできるエクササイズで、気分転換しよう! 

〇2つのエクササイズの共通点〇
・テニスボールを準備する。
・右を行なった後は、左を行なう。
・回数は5~10回が目安。
・痛い時に、息を吐く。

【ふくらはぎの疲労回復】
四つん這いになりヒザ裏にテニスボールを入れて、体重を後ろに持って行く。

〇詳しい方法〇
1/四つん這いになり、テニスボールをヒザ裏にギュッと入れる。かなり奥までグッと差し込む。
2/左右のヒザと足をこぶし1つ分ぐらい開けて、つま先は立てる。
3/息を吐きながら体重をゆっくり後ろにかける。この時、カカトが外を向かないように注意。
4/痛い手前で止めて戻す。
 
【肩こりが気になる人にオススメ!胸の緊張緩和(猫背予防)】
鎖骨の下にテニスボールを当てて転がす。

〇詳しい方法〇
1/左手を斜め下に伸ばし、手の平を外に向けて、少し後ろに持って行く。胸の筋肉が伸びた状態に。
2/テニスボールを右手で持ち、左側の鎖骨の下にセット。手の指をパッと開いてボールを押さえる。
3/鎖骨の下をスライドさせるようにボールをコロコロと転がす。

 これらのエクササイズは、テニスをプレーする前後に行なうのも効果的だ。身体が動いてくれたり、疲れが軽減されるので、今のうちにメニューを覚えて、テニスを再開した時にも身体のケアを続けよう!

講師=玉乃真理子
鈴木貴男プロなどテニス選手のケアを行なっているパーソナルトレーナー。ピラティス&リンパケアスタジオ『Fun☆Body』オーナー。「テニス愛好家のためのピラティス」も開催している。ポールスターピラティス認定インストラクター。日本コアコンディショニング協会ベイシックインストラクター

構成●スマッシュ編集部
※スマッシュ2019年8月号から抜粋・再編集

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