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海外テニス

新旧“悪童”の夢のタッグは実現するか?マッケンローがキリオスのコーチ就任に前向き発言するも…

Hustle

2020.06.12

例年行なわれるレーバーカップでは、チームキャプテンとしてキリオス(右)と共に戦うマッケンロー(左)。(C)GettyImages

例年行なわれるレーバーカップでは、チームキャプテンとしてキリオス(右)と共に戦うマッケンロー(左)。(C)GettyImages

 かつて、その気性の粗さから“悪童”と呼ばれ、多くのテニスファンを魅了してきたレジェンド、ジョン・マッケンローは、現代の”悪童“、オーストラリアのニック・キリオスを高く評価しているという。

 世界ランク40位のキリオスは、これまで6つのATPタイトル(3つのATPワールドツアー500タイトルを含む)を獲得し、グランドスラムでは、2014年のウインブルドン、2015年の全豪オープンでベスト8に進出している。2016年には、キャリアハイとなる世界ランク13位まで上り詰めるなど、才能を世に見せつけてきたが、その反面で、集中力を欠く試合も多く、安定した成績を収めることはできていない。

 元世界ランク1位のマッケンローは、そんなキリオスについて、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチらビッグ3に次ぐ、素晴らしい才能の持ち主だと考えているようだ。「才能だけで言えば、キリオスはビッグ3のすぐ後ろに位置している。もし彼が心の平穏を保つことができていたら、すでにいくつかのグランドスラムタイトルを取れていたかもしれない」とオーストラリアメディア『Sports Sunday』のインタビューで語った。
 
 ただし、才能があるからといってトップに立てるわけではないとも付け加えた。どのスポーツにおいても、才能だけではなく、勝つためにはどんな努力も惜しまないというような意欲や、不屈の精神が必要だ。「今のキリオスにはそれらが欠けているように思える。今後それがどう変わっていくのかは分からないが、私は彼が気に入っているから、彼が変わってくれることを願っているよ」とマッケンローは述べた。

 では、マッケンロー自身が、コーチとしてキリオスのキャリアを導いてみては? とも思うのだが、マッケンローはそれについて「(キリオスのコーチは)とても魅力的な話だと思う。でも、彼にはコーチを雇うつもりはないようだ。まずは、彼が誰かと一緒にやりたいと思う準備ができないとね」とした。

 確かにキリオスは先日、オーストラリア地元メディアのインタビューで「(自分は)ただ自分のやり方で、楽しみながらプレーしたいだけだ。だからコーチを雇うことは無意味。他人からのアドバイスを聞くことは好きじゃないんだ」と語っていた。

 もし仮にマッケンローがキリオスのコーチに就いたら……。新旧“悪童”同士の夢のタッグとして、テニス界に新たな旋風を起こしそうだが、そううまくはいかないのが現実のようだ。

文●Hustle

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