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西岡良仁が51位、ダブルスVのマクラクラン勉はトップ50内に復帰。望月慎太郎は単複でキャリアハイ!【テニス/日本男子ランキング】

スマッシュ編集部

2020.10.26

ランキングを上げた西岡良仁(左)とマクラクラン勉(右)。(C)Getty Images

 10月26日発表の男子テニス・ATPランキングから、日本人選手の動向をお伝えしよう。

 シングルスの日本人最上位は錦織圭だが、前週出場予定だったヨーロピアン・オープン(ベルギー・アントワープ/ATP250)を試合直前に欠場し、1つ落として37位となった。

 順位を上げたのは西岡良仁で、56位から51位に浮上。前週はベット1ハルクス選手権(ドイツ・ケルン/ATP250)に出場し、2回戦で第7シードのヤン-レナード・ストルフ(ドイツ)を破ってベスト8に進出した。

 準々決勝は先の全仏オープンで手玉に取ったフェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ)と当たり、さらなる上位進出が期待されたが、「相手が非常に良かった」と西岡本人が脱帽するオジェ-アリアシムの好プレーに阻まれ、8強止まりとなった。しかしATP45ポイントを獲得、自己最高の48位に迫る位置までランクを上げてきた。

 ダブルスではマクラクラン勉が56位から49位にアップし、今年2月以来のトップ50復帰を果たした。前週のケルンでラベン・クラーセン(南アフリカ)と初めてペアを組み、見事優勝! 決勝では全仏2連覇中のケビン・クラビーツ/アンドレアス・ミース(ドイツ)にストレートで快勝した。

 マクラクランは1月のオークランド(ATP250)以来となる今季2勝目、キャリア通算では6勝目となる。「ラベンと一緒にプレーできて楽しかった。今日は彼がいいプレーをしてくれた」と喜びを語った。
 
 なお、17歳の望月慎太郎がシングルスで17位アップの693位、ダブルスで38位アップの449位と、共に自己最高を更新している。前々週のITFエジプトM15での単ベスト8、複優勝のポイントが加算された(※ITF大会は1週遅れで集計)。

 以下は日本男子の上位のランキング。

◆男子シングルス(日本選手上位15人)
37位(▼1)錦織圭(日清食品)
51位(△5)西岡良仁(ミキハウス)
99位(▼1)内山靖崇(積水化学工業)
101位(――)杉田祐一(三菱電機)
122位(▼1)ダニエル太郎(エイブル)
128位(▼2)添田豪(GODAI)
182位(▼2)伊藤竜馬(北日本物産)
243位(▼2)綿貫陽介(日清食品)
245位(▼2)守屋宏紀(北日本物産)
283位(▼1)関口周一(Team REC)
315位(――)今井慎太郎(イカイ)
322位(――)内田海智(富士薬品)
327位(▼1)清水悠太(三菱電機)
407位(――)野口莉央(明治安田生命)
426位(▼1)高橋悠介(三菱電機)

◆男子ダブルス(日本選手上位5人)
49位(△7)マクラクラン勉(イカイ)
201位(▼3)松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)
358位(――)今井慎太郎(イカイ)
425位(▼2)守屋宏紀(北日本物産)
449位(△38)望月慎太郎(Team YUKA)

構成●スマッシュ編集部

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【動画】ケルン準々決勝のハイライト(西岡VSオジェ-アリアシムは7分過ぎより)