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【テニス壁打ち練習法=1】飛びすぎてしまう初心者の悩みを解決する「トラップストローク」

スマッシュ編集部

2020.12.27

壁から跳ね返ってきたボールを面の上でトラップし(1)、地面にバウンドさせて(2)、壁に向かって打ち返す(3)。その繰り返しだ。写真:THE DIGEST写真部

壁から跳ね返ってきたボールを面の上でトラップし(1)、地面にバウンドさせて(2)、壁に向かって打ち返す(3)。その繰り返しだ。写真:THE DIGEST写真部

 テニスの練習で、1人で手軽に行なえ、基礎をしっかり学べるのが「壁打ち」だ。では、どんなメニューをこなせば上達効果が高いのか? “練習のスペシャリスト”である日本体育大学の森井大治・硬式テニス部監督に、お薦めのメニューを紹介してもらった。

   ◆   ◆   ◆

 初心者が初めてボールを打った時にビックリするのは、たいてい飛ばないよりも飛びすぎてしまうこと。インパクトでラケットとボールを衝突させてしまい、コントロールを制御できなくなるのが、飛びすぎる原因だ。逆に言えば、ラケットにボールを当てても飛ばないように制御できると、初歩的なコントロール力を培えたことになる。

 そこで最初にお薦めしたい練習法が、「トラップストローク」だ。壁から跳ね返ってきたボールを、ラケット面の上で一度トラップして(弾ませて)から、打ち返すというもの。手順を説明すると――
 
1:壁に向かって球出しし、跳ね返ってきたボールをラケット面の上でトラップする
2:トラップしたボールを、いったん地面に落としてバウンドさせる
3:地面から弾み上がってきたボールを、壁に向かって打ち返す

 注意点は、トラップを前ではなく上にすること。ボールの勢いを吸収し切れないと、トラップが前に逸れてしまい、返球が難しくなる。慣れないうちはトラップを上に高くすると、滞空時間が長くなるから余裕ができ、落ち着いて打ち返せるはずだ。

 この練習をすると面感覚を養えて、ボールが飛びすぎてしまう悩みを解消できる。

解説=森井大治
ナショナルメンバーの経験を持つ元プロ選手。引退後は筑波大学大学院でコーチ学を修了。ユニバーシアード代表監督、早稲田大学庭球部コーチなどを歴任後、現在は日体大監督を務める。※協力=倉橋孟甫(日体大テニス部)

構成●スマッシュ編集部
※『スマッシュ』2020年3月号より再編集

【PHOTO】練習こそ上達への近道。トッププロたちの練習風景
 

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