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海外テニス

遠征出発直前に「陽性の診断結果を受けキャンセル」。世界102位の杉田祐一が新型コロナ感染を報告

中村光佑

2021.01.06

杉田の新シーズン始動は、2月8日開幕の全豪オープンに持ち越しとなった。(C)Getty Images

杉田の新シーズン始動は、2月8日開幕の全豪オープンに持ち越しとなった。(C)Getty Images

 現地5日、男子テニス世界ランキング102位の杉田祐一が自身のツイッターを更新し、新型コロナウイルスに感染したことを公表した。

 冒頭で「あけましておめでとうございます」と新年の挨拶をした杉田は、「セルビアでのトレーニングも順調に進み、年始のスタートをトルコのATP250を予定していました。しかしながら出発直前にコロナ陽性の診断結果を受けキャンセルとなりました」とファンに向けて報告した。

 杉田は2021年シーズンの開幕戦として「アンタルヤ・オープン」(トルコ/アンタルヤ、ATP250)への出場を予定していたが、この発表の以前に大会を欠場することが明らかとなっていた。
 
 現在の体調については「熱も咳も収まり健康です」とした上で、「全豪オープンに向け再度準備を進めます」と今後の予定を明かしている。

 この投稿を見たファンからは「どうかお大事になさってくださいね」、「完治させることを優先にしてください」、「健康第一で全豪オープン頑張ってください」など、激励のコメントが多く寄せられた。

 昨年12月には、より高いレベルのテニスを求めてセルビアへの移住を決断した杉田。「日ごろから感染対策を徹底していた」と語っていただけに悔しい結果となったが、まずは一刻も早く体調を万全にして、全豪オープンで活躍する姿を見せてもらいたい。

文●中村光佑

【PHOTO】杉田祐一、西岡良仁など世界で戦う熱き日本人プレーヤーたち!
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