２月18日、四大大会「全豪オープンテニス」の女子シングルス準決勝が行われた。第３シードの大坂なおみは第10シードのセレナ・ウィリアムズ（アメリカ）を６－３，６－４で下し、２年ぶりの決勝進出を果たした。

　大坂は序盤、ファーストサービスが入らない苦しい展開に。それでも、相手の強烈なサービスに食らいつき、粘り強くラリーに持ち込むことで得点を重ねた。試合を通じて計４つのブレイクを挙げるなど、肝心な場面での勝負強さが光った。

　海外メディアも、一斉に大坂の勝利を伝えている。全豪オープン公式サイトは、「オオサカは見事なプレーで、セレナの四大大会24度目の優勝への道のりを終わらせた」と伝えるとともに、「彼女は危なげなく連勝を20に伸ばした」とその強さを称えた。
  　また、米スポーツ専門サイト『ブリーチャー・レポート』も、「オオサカはそのパワーによってペースを握り、ラリーをコントロールし、ウィナーを打ち込んだ。今大会のトップスターのひとりが、淡々と冷静なプレーを披露した」とそのプレーぶりを評価している。

　４度目の四大大会制覇に王手をかけた大坂。20日の決勝でカロリナ・ムホバ（チェコ）とジェニファー・ブレイディ（アメリカ）の勝者と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】2度目の全豪オープン制覇へ！　メルボルンで躍動する大坂なおみ