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大坂なおみに敗れたセレナが涙!「ただただミスを止められなかった…」【全豪オープン】〈SMASH〉

中村光佑

2021.02.18

史上最多となる24個目のGSタイトルを目指していた元女王セレナは敗因について「わからない」と語り涙を流した。(C)GettyImages

 『全豪オープン』(オーストラリア/メルボルン)の準決勝で第3シードの大坂なおみに敗れた世界11位のセレナ・ウィリアムズ(アメリカ)が、試合後の記者会見で涙を流した。

 今年の全豪オープンでグランドスラム通算史上最多となる24度目の優勝を狙っていたセレナだったが、大坂の力強いストロークに対しアンフォーストエラーを量産。第2セットもラリー戦でポイントを奪えず流れに乗り切れず、大坂にストレート負けを喫し決勝進出を逃した。

 試合後会見で記者から敗因を問われたセレナは「ナーバスだったとは言いたくない。それでもイージーなミスが多すぎた。第1セットは2-0でリードしていたし、率直に言って6-0で取れていたと思う。でも、ただただミスを止められなかった……」と分析した。
 
 だが、別の記者からミスが増えた原因について質問が飛ぶと、「それはわからない…」と繰り返し、最後には涙を流しながら「もう(コメントは)終わりにするわ」と口にした上で会見場を後にした。

 2018年の全米オープン決勝で大坂に敗れていただけに、リベンジを果たしたい相手であったことは間違いないだろう。セレナには今回の敗戦のショックが重くのしかかるかもしれないが、グランドスラム最多24度目の優勝へ何度でもチャレンジしていく姿を見せてもらいたいものだ。

文●中村光佑

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