男子第191回・女子第105回を迎えた「早慶対抗庭球試合」(早慶戦)が、6月19日、20日、西東京市の早大三神記念テニスコートで行なわれた。早慶戦は春と秋の年2回開催されるが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で春の対戦を見送り、10月に1回だけ実施。今年は無観客試合、応援部員の声出し禁止などの対策を取った上で、予定通り春の開催にこぎつけた。
ダブルス3本、シングルス6本の5セットマッチで行なわれた男子は、今年も早稲田大学が強さを見せた。初日のダブルスでは、No.3で白石光/池田朋弥が先の関東学生優勝の佐々木健吾/成耀韓を破るなど、早稲田が2勝1敗とリード。
翌日のシングルスでも早稲田の勢いは止まらず、No.6池田朋弥、No.5渡部将伍、No.3高畑里玖が連勝し、あっさりとチームの勝利を決定付ける。慶應はNo.4の藤原智也がフルセットマッチを制して一矢報いたものの、No.2は関東学生準優勝の丹下将太、No.1はインカレ王者の白石光と、強力な布陣を敷く早稲田が白星を重ね、結局7勝2敗で慶應を突き放した。
これで早稲田は1998年春から負けなしの46連勝をマーク。通算成績を108勝83敗としている。
一方の女子は、このところ慶應が3連勝しており、今回も慶應有利の予想が多かったが、いざ蓋を開けてみると全く逆の展開になった。女子はダブルス2本、シングルス5本の3セットマッチ7試合制。初日のダブルスで、早稲田はNo.1の前田優歩/吉岡希紗が関東学生準優勝ペアの平田歩/永田杏里を相手に、ファイナル3-5から逆転勝ちするなど、接戦を制して2勝0敗とリード。慶應の坂井利彰監督が「0-2になり、流れが行ってしまった」と悔やんだ通り、これで早稲田は波に乗る。
翌日のシングルス、早稲田はNo.4の安藤優希が関東学生準優勝の今田穂に勝って王手を掛けると、No.5に抜擢された1年生、渡邉優夢も4-6、1-4の劣勢から堤華蓮に劇的な逆転勝ち。石井弥起監督も「予想していなかった」という初日からの4連勝で早稲田が勝利を決めてしまった。
ダブルス3本、シングルス6本の5セットマッチで行なわれた男子は、今年も早稲田大学が強さを見せた。初日のダブルスでは、No.3で白石光/池田朋弥が先の関東学生優勝の佐々木健吾/成耀韓を破るなど、早稲田が2勝1敗とリード。
翌日のシングルスでも早稲田の勢いは止まらず、No.6池田朋弥、No.5渡部将伍、No.3高畑里玖が連勝し、あっさりとチームの勝利を決定付ける。慶應はNo.4の藤原智也がフルセットマッチを制して一矢報いたものの、No.2は関東学生準優勝の丹下将太、No.1はインカレ王者の白石光と、強力な布陣を敷く早稲田が白星を重ね、結局7勝2敗で慶應を突き放した。
これで早稲田は1998年春から負けなしの46連勝をマーク。通算成績を108勝83敗としている。
一方の女子は、このところ慶應が3連勝しており、今回も慶應有利の予想が多かったが、いざ蓋を開けてみると全く逆の展開になった。女子はダブルス2本、シングルス5本の3セットマッチ7試合制。初日のダブルスで、早稲田はNo.1の前田優歩/吉岡希紗が関東学生準優勝ペアの平田歩/永田杏里を相手に、ファイナル3-5から逆転勝ちするなど、接戦を制して2勝0敗とリード。慶應の坂井利彰監督が「0-2になり、流れが行ってしまった」と悔やんだ通り、これで早稲田は波に乗る。
翌日のシングルス、早稲田はNo.4の安藤優希が関東学生準優勝の今田穂に勝って王手を掛けると、No.5に抜擢された1年生、渡邉優夢も4-6、1-4の劣勢から堤華蓮に劇的な逆転勝ち。石井弥起監督も「予想していなかった」という初日からの4連勝で早稲田が勝利を決めてしまった。