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【綿貫陽介】自分の弱い部位はサポーターでケガ予防。久しぶりにテニスをする時は要注意!<SMASH>

綿貫陽介

2021.06.28

15歳から使用していた足首のサポーター。やっと捻挫癖が治ったと綿貫陽介。写真:滝川敏之

 3回にわたって実施している綿貫陽介選手応援企画。2回目は、ケガと頼りになるサポーターについて話してくれた。

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 こんにちは。テニスプレーヤーの綿貫陽介です。今回はケガとサポーターについてお話したいと思います。
 
 僕は昨年末、腰を痛めていました。実は2019年の全米オープン予選前にぎっくり腰を続けて2回やっているんです。その時は急遽ザムストさんに日本からサポーターを送ってもらい試合に出ることができました。それからずっと続いている感じで、良くなったり悪くなったりという状態です。今も腰のサポーターを使用してプレーしています。

 僕がサポーターを使うようになったのは、15歳ぐらいです。元々砂入り人工芝のコートでテニスをしていたので、試合などでハードコートで2週間テニスをすると、足首がパンパンに腫れて痛くなっていました。足首の捻挫癖もありましたが、サポーターを付け始めてからは、腫れることも捻挫もなくなり、本当に助けられました。

 18歳でプロになり、初めてトレーナーについてもらった時に、「バランスが崩れている状態でプレーをするから捻挫する。正しいバランスでプレーできるように」とアドバイスをもらい、身体のバランス作りに取り組みました。今は足首のサポーターなしでプレーできる状態ですが、それでもまだ怖いと感じる時は、サポーターを付けています。
 

 選手でも一般の方でも理想はサポーターなしで元気な状態です。サポーターを付けていると外部から守られている状態なので、僕は自分の筋肉でできる限り守れるようにトレーニングをしてきました。サポーターをよくする部位は弱い場所でもあるので、少しでもそこを鍛えることを心掛けるといいと思います。

 ケガをしやすい状況では、サポーターを付けておくと安心感があるので、すごく頼りになります。たとえば、選手でも一般の方でも久しぶりに運動する時にケガが多くなります。今年の全豪オープンではケガ人が多かったですし、皆さんも自粛中にテニスができずに久々に運動やプレーをする時は、ケガに気を付けてください。

 ケガしそうな部位は自分の身体の中で決まっています。僕の場合は足首、ヒジ、そして腰です。出来る限り、サポーターを付けて予防することを心掛けています。
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なぜザムストのサポーターを選んだのか?