3回にわたって実施している綿貫陽介選手応援企画。最終回となる今回は、プロ転向後からの葛藤や、現状について話してくれた。
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こんにちは。テニスプレーヤーの綿貫陽介です。18歳でプロに転向し、今年で23歳になりました。苛立ちや焦りを感じる部分は多いですが、自分の中では今までで一番自信を持ってプレーできています。
プロになってから、なかなか結果が出ずに焦る気持ちが先行していたと思います。そこで、何がダメで何がいいのかを選別しようと考えるようにしました。そうしてもう1度気持ちを切り替えてひたむきに取り組んで、2019年11月の神戸チャレンジャーで優勝できました。
そういう結果が出たことも自信が持てるようになった1つの要因かもしれません。今振り返ると、プロになってからは、ジュニアの時よりも練習量が減ったのか、甘えていた部分が強かったのかと思います。いろいろな経験を積んでいくことで「なんで勝てないんだろう」と考えることよりも、どうやってこの状況を乗り越えるか、という考え方ができるようになったと思います。
プロになってもテニスが楽しいことは変わりません。大変だったことと言えば、ジュニア時代とは比べ物にならないくらい、長い海外遠征が増えたこと。勝てない試合が続くと「家に帰りたい」と弱気な心が出てくることもあります。でも、自分で選んだプロの世界なので、弱気になっても自分で奮い立たせればいいんだと、今はあまり深刻にならないようにしています。
昨年ツアーが中断していた時は、筋トレをめちゃくちゃしました。上半身、特に腕を鍛えました。やっぱりクレーコートで試合をすると、パワー不足を感じることが多かったので、コロナ禍の期間で身体を大きくしようと取り組みました。
順調に鍛えていましたが、今年4月にコロナ陽性になった時に動けない状態が続いたため、体重も落ちて、特に筋肉量がすごく落ちてしまいました。今は遠征に行ってもジムがなかなか使えないので、以前のようにトレーニングが簡単にはできない状態です。とりあえず、陽性になる前の状態まで戻して、遠征中はその状態をキープしていきたいと思っています。
今、技術的に取り組んでいるのは、サーブの確率アップと主導権を握れるようにすることです。フォアハンドでの攻めの展開は少しずつ増やすようにしています。どうしてもディフェンシブになることが多いので、自分から展開できるような場面が増えたらいいなと思っています。
今は、自分の実力を試したい気持ちが強くて、すごく楽しみです。
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こんにちは。テニスプレーヤーの綿貫陽介です。18歳でプロに転向し、今年で23歳になりました。苛立ちや焦りを感じる部分は多いですが、自分の中では今までで一番自信を持ってプレーできています。
プロになってから、なかなか結果が出ずに焦る気持ちが先行していたと思います。そこで、何がダメで何がいいのかを選別しようと考えるようにしました。そうしてもう1度気持ちを切り替えてひたむきに取り組んで、2019年11月の神戸チャレンジャーで優勝できました。
そういう結果が出たことも自信が持てるようになった1つの要因かもしれません。今振り返ると、プロになってからは、ジュニアの時よりも練習量が減ったのか、甘えていた部分が強かったのかと思います。いろいろな経験を積んでいくことで「なんで勝てないんだろう」と考えることよりも、どうやってこの状況を乗り越えるか、という考え方ができるようになったと思います。
プロになってもテニスが楽しいことは変わりません。大変だったことと言えば、ジュニア時代とは比べ物にならないくらい、長い海外遠征が増えたこと。勝てない試合が続くと「家に帰りたい」と弱気な心が出てくることもあります。でも、自分で選んだプロの世界なので、弱気になっても自分で奮い立たせればいいんだと、今はあまり深刻にならないようにしています。
昨年ツアーが中断していた時は、筋トレをめちゃくちゃしました。上半身、特に腕を鍛えました。やっぱりクレーコートで試合をすると、パワー不足を感じることが多かったので、コロナ禍の期間で身体を大きくしようと取り組みました。
順調に鍛えていましたが、今年4月にコロナ陽性になった時に動けない状態が続いたため、体重も落ちて、特に筋肉量がすごく落ちてしまいました。今は遠征に行ってもジムがなかなか使えないので、以前のようにトレーニングが簡単にはできない状態です。とりあえず、陽性になる前の状態まで戻して、遠征中はその状態をキープしていきたいと思っています。
今、技術的に取り組んでいるのは、サーブの確率アップと主導権を握れるようにすることです。フォアハンドでの攻めの展開は少しずつ増やすようにしています。どうしてもディフェンシブになることが多いので、自分から展開できるような場面が増えたらいいなと思っています。
今は、自分の実力を試したい気持ちが強くて、すごく楽しみです。