テニス四大大会「ウインブルドン」(6月28日~7月11日/イギリス:ロンドン/グラスコート)に出場する男子テニス世界ランク60位のニック・キリオス(オーストラリア)が、大舞台での久々のツアー復帰に向けて自信をのぞかせている。
キリオスは、昨年2月のアカプルコから約1年間のツアー離脱を挟み、今年2月に地元オーストラリアでのマレーリバー・オープンで復帰。同月の全豪オープンにも出場したが、その後は国外に出ようとせず、再び4か月ほど公式戦から離れている。
本来プロテニス選手は、毎週のツアーで連戦を続けてリズムを作っていくものだが、ここ2年間の実戦経験が明らかに少ないキリオスは、今大会について「スイッチを入れるのは簡単ではないし、最高のテニスができるとも思っていない」と、結果にはさほど期待をしていない様子だ。
それでも「全体的にはとても良い感じで体調も悪くない」と強調。「2年ぶりの芝でのプレーだから(滑りやすい)足元に集中しているよ。ここに戻ることができて、またテニス界に触れることができて楽しいよ」とポジティブな姿勢を見せている。
また、今大会はキリオスにとって「ちょっとした休暇のつもり」だとも明かした。
「1年半ほどオーストラリアに戻っていたけど、素晴らしい"自由"を手に入れることができた。プレーしないといけないといった気持ちは全くなくて、テニスがなくても幸せだった」
ツアー離脱中の心境をこう振り返るキリオスだが、最近は「多くの人が自分のプレーを望んでいる」と感じるようで、そのために「ゲームに少しだけ貢献するよ。ただ旅行を楽しむような感じでね。しばらくテニスコートにはいなかったけれど、ウインブルドンはテニスの頂点だから」と、今大会への出場理由も語っている。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】どんなボールも打ち返す、プロの超絶フットワーク集!
キリオスは、昨年2月のアカプルコから約1年間のツアー離脱を挟み、今年2月に地元オーストラリアでのマレーリバー・オープンで復帰。同月の全豪オープンにも出場したが、その後は国外に出ようとせず、再び4か月ほど公式戦から離れている。
本来プロテニス選手は、毎週のツアーで連戦を続けてリズムを作っていくものだが、ここ2年間の実戦経験が明らかに少ないキリオスは、今大会について「スイッチを入れるのは簡単ではないし、最高のテニスができるとも思っていない」と、結果にはさほど期待をしていない様子だ。
それでも「全体的にはとても良い感じで体調も悪くない」と強調。「2年ぶりの芝でのプレーだから(滑りやすい)足元に集中しているよ。ここに戻ることができて、またテニス界に触れることができて楽しいよ」とポジティブな姿勢を見せている。
また、今大会はキリオスにとって「ちょっとした休暇のつもり」だとも明かした。
「1年半ほどオーストラリアに戻っていたけど、素晴らしい"自由"を手に入れることができた。プレーしないといけないといった気持ちは全くなくて、テニスがなくても幸せだった」
ツアー離脱中の心境をこう振り返るキリオスだが、最近は「多くの人が自分のプレーを望んでいる」と感じるようで、そのために「ゲームに少しだけ貢献するよ。ただ旅行を楽しむような感じでね。しばらくテニスコートにはいなかったけれど、ウインブルドンはテニスの頂点だから」と、今大会への出場理由も語っている。
構成●スマッシュ編集部
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