東京オリンピックのテニス競技(7月24日~8月1日/東京:有明/ハードコート)は25日に、シングルス1回戦などを実施。女子シングルスでは大坂なおみ(日清食品/世界ランク2位)がセンターコート第2試合に登場し、ジェン・サイサイ(中国/52位)を、6-1、6-4で下して2回戦へ駒を進めた。
大坂は6月の全仏オープンをメンタルヘルスの問題で棄権して以来の大会出場。オリンピックは以前から大きな目標の1つで、聖火リレー最終点火者の大役を務め、「私がこれまでに経験したことのない最も偉大なスポーツの名誉と成果です」と、気持ちの面でもより盛り上がっている。
いつも通りヘッドフォンを付けて、軽く手を上げてコートに入ってきた大坂。赤のワンピースと赤のドレッドヘア、そして白のラケット、加えて赤と白のシュシュ、赤のリストバンドに白の時計と、日本カラーを意識していることがうかがえる。
大坂のサービスエースで試合が開始。フォアの強烈なクロスやサービスで、簡単にラブゲームでキープした。続くリターンでも攻めてブレークに成功。久々の試合だと感じさせない順調な立ち上がりを見せた。
バックハンドにミスが出てブレークされそうな場面もあったが、サービスエースをワイドに決めて切り抜けた。何度も「カモン!」と言い気合いを入れる大坂が、6-1で第1セットを32分で先取した。
第2セットに入り相手のジェンは、真ん中深くに打ってミスを誘ったり、前後にゆさぶってきたが、大坂は攻撃姿勢を貫いてブレークし2-1とリードを奪う。大坂は粘るジェンをパワーで圧倒して、6-1、6-4でオリンピック初勝利を挙げた。
勝利した大坂は2回戦で、ビクトリア・ゴルビッチ(スイス/50位)と対戦する。2人は初の顔合わせとなる。第1シードのアシュリー・バーティー(オーストラリア)が1回戦で敗退したことで、第2シードの大坂の金メダル獲得の可能性がより高まってきた。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】大坂なおみなど東京オリンピックに挑むテニス日本代表を一挙紹介!
大坂は6月の全仏オープンをメンタルヘルスの問題で棄権して以来の大会出場。オリンピックは以前から大きな目標の1つで、聖火リレー最終点火者の大役を務め、「私がこれまでに経験したことのない最も偉大なスポーツの名誉と成果です」と、気持ちの面でもより盛り上がっている。
いつも通りヘッドフォンを付けて、軽く手を上げてコートに入ってきた大坂。赤のワンピースと赤のドレッドヘア、そして白のラケット、加えて赤と白のシュシュ、赤のリストバンドに白の時計と、日本カラーを意識していることがうかがえる。
大坂のサービスエースで試合が開始。フォアの強烈なクロスやサービスで、簡単にラブゲームでキープした。続くリターンでも攻めてブレークに成功。久々の試合だと感じさせない順調な立ち上がりを見せた。
バックハンドにミスが出てブレークされそうな場面もあったが、サービスエースをワイドに決めて切り抜けた。何度も「カモン!」と言い気合いを入れる大坂が、6-1で第1セットを32分で先取した。
第2セットに入り相手のジェンは、真ん中深くに打ってミスを誘ったり、前後にゆさぶってきたが、大坂は攻撃姿勢を貫いてブレークし2-1とリードを奪う。大坂は粘るジェンをパワーで圧倒して、6-1、6-4でオリンピック初勝利を挙げた。
勝利した大坂は2回戦で、ビクトリア・ゴルビッチ(スイス/50位)と対戦する。2人は初の顔合わせとなる。第1シードのアシュリー・バーティー(オーストラリア)が1回戦で敗退したことで、第2シードの大坂の金メダル獲得の可能性がより高まってきた。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】大坂なおみなど東京オリンピックに挑むテニス日本代表を一挙紹介!