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国内テニス

第1回『Uchiyama Cup』で柚木武/楠原悠介組がダブルス優勝。シングルス決勝は先輩・後輩対決に<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.09.12

ダブルス優勝の柚木武/楠原悠介組。「賞金総額300万円の大会は初優勝なのでとてもうれしい」と喜んだ。(C)長浜功明/Uchiyama Cup

ダブルス優勝の柚木武/楠原悠介組。「賞金総額300万円の大会は初優勝なのでとてもうれしい」と喜んだ。(C)長浜功明/Uchiyama Cup

 『Uchiyama Cup』とは、現役プロテニスプレーヤーの内山靖崇が、「テニスファンの方々、子どもたちにプロのテニスを間近で見てもらう機会を作りたい、応援してくれる人が多くいる地元北海道への恩返しをしたい」という思いを込めて立ち上げた大会。

 その第1回大会が、9月7日から12日にわたり、北海道の札幌市平岸庭球場で男子のJTT大会として開催されている。大会5日目となる9月11日は、シングルス準決勝とダブルス決勝が行なわれた。

 ダブルスでは、「JTA大会だといまだ無敗」と言う柚木武/楠原悠介(チームralosso/伊予銀行)組が、河内一真/鈴木昂(フリー/イカイ)組を6-2、6-3で下して、『Uchiyama Cup』初代ダブルス王者に輝いた。

 優勝ペアは、190センチ越えの長身から繰り出す柚木のパワーあるサービスと、楠原のテクニックが見事に噛み合ったプレーを披露。第1ゲームをブレークして勢いに乗り、優勝まで駆け抜けた。

「自分たちはサービスキープが基本で、どこでブレークできるか、というところで苦しむので、今日の試合は最初のゲームでプレークできたのが大きかった」と楠原。柚木は「楠原さんは一つ上の先輩ですが、いつも楽しくできるし、慣れもあるので戦いやすい」と、コンビネーションの良さをアピールした。
 
 シングルスの準決勝は、第4シードの白石光(早稲田大学)が、ノーシードから勝ち上がった鈴木昂(イカイ)を6-2、3-6、6-3で下して決勝に進出。第1シードの島袋将(有沢製作所)は、竹島駿朗(Team REC)を6-7(4)、7-5、6-2の接戦で退けた。

 決勝は島袋対白石という早稲田大学の先輩・後輩対決に決まった。早稲田大学を卒業してプロになった島袋は「決勝は、(大学の)先輩としての意地や、プライドを見せたいし、その中でもしっかり相手をリスペクトして戦いたい」と自信をのぞかせる。白石は、「大学を出て海外を回っている選手なので、自分がどこまでできるか挑戦者の気持ちで戦いたい」とノンプレッシャーで挑む。決勝は9月12日11時から行なわれる。

構成●スマッシュ編集部

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