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国内テニス

【伊達公子】トイレットブレークとはトイレで何かをするということ。選手はそれを理解している<SMASH>

伊達公子

2021.09.24

セカンドキャリア後半は相手にトイレットブレークを取られることが多かったと言う伊達公子さん。写真:塚本凛平(THE DIGEST写真部)

セカンドキャリア後半は相手にトイレットブレークを取られることが多かったと言う伊達公子さん。写真:塚本凛平(THE DIGEST写真部)

 テニスの試合でのトイレットブレークが話題になり、全米オープンで8分以上の時間をかけたチチパスが非難されていました。私の感覚では、8分というのはちょっと長めかなというぐらいです。例えば、靴下まで変えていたら、ビックリするほどの時間ではありません。ただし、コートで待っている方は、実際の時間よりも長く感じるものです。

 対戦相手だったマリーの言葉を取り上げて、メディアが作り上げた話題という感じがします。父親が携帯を触っていたため連絡を取り合ってたいのではとも言われていましたが、ちょっと行き過ぎだと思います。セット間など、ファミリーボックスの人たちは携帯を触ることは多いですから。

「トイレットブレーク」という表現になっていますが、みんなが本来の意味でトイレに行くわけではありません。どこか体調が悪い時や、急に寒くなった時などは、まれに本当にトイレに行きたい場合もあるとは思いますが。

「トイレットブレーク」とは、トイレに行って何かをするということで、ほとんどの選手が着替えや、考えをまとめたりしています。時間を取ってリセットするために使うことが多いので、調子の良い時はほとんど行かないでしょう。すごく汗をかいていたら別ですけど。選手はそれを理解していて、ルールとして取っていいので、それをどう使うかは選手次第です。
 
 私の場合は着替えに行っていました。でも着替えると動きが止まるので、セカンドキャリア後半は行かないことの方が多くなりました。3セット目は、それほど長くならないので、動きを止めるよりも、続けた方がいいという選択です。

 逆に相手にやたらとトイレットブレークを取られました。動きを1度止めると、リズムや調子が戻ってくるのに時間がかかると相手もわかっていますから。10代、20代とは違い、やはり動きづらくなるのは確かです。

 相手にトイレットブレークを取られても、それはルールなので受け入れていました。ATP(男子プロテニス協会)では、来シーズンまでにルールを変えるアイデアも出ているそうですね。どのように変わるのか、興味深いです。

文●伊達公子
撮影協力/株式会社SIXINCH.ジャパン

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