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国内テニス

「ドラフトは新しかった」プロテニスリーグ機構のプレマッチがユニークなスタイルで開催<SMASH>

スマッシュ編集部

2021.10.18

勝利した「チームREDピーターパン」のメンバー。(C)伊藤功巳

勝利した「チームREDピーターパン」のメンバー。(C)伊藤功巳

 一般社団法人プロテニスリーグ機構(PTL)によるプロ選手による男女混合チーム対抗戦『PTL Pre Match』が10月17日、昭和の森テニスセンターにて開催された。

 今大会は、チーム分けのドラフト会議や、オーダー発表をYouTubeライブで行なうなど、これまでとは違うスタイルでの団体戦のあり方を提案したものとなった。

 男女シングルス・ダブルスと混合ダブルスの5試合で戦われる団体戦で、各試合5ゲーム先取。総取得ゲーム数で勝敗が決定する形式で行なわれる。「チームREDピーターパン」と「関口ホワイトラビッツ」の対決は最後の男子ダブルスまでもつれる接戦となり、21-16で「チームREDピーターパン」の勝利となった。

■試合結果
チームREDピーターパン VS 関口ホワイトラビッツ
第1試合 女子ダブルス  相川真侑花/尾関彩花  5-1 古屋美智留/安部由香莉
第2試合 男子シングルス 鈴木昂 1-5 関口周一
第3試合 混合ダブルス  江原弘泰/長船香菜子 5-4(2) 上杉海斗/安部由香莉
第4試合 女子シングルス 相川真侑花 5-4(1)  澤柳璃子
第5試合 男子ダブルス  片山翔/中西聖也 5-2  菊池玄吾/竹島駿朗
 
 PTL理事でもある江原弘泰は、「大会自体は前回よりも演出に関して力を入れ、よりたくさんの選手を見てもらえるようにしました。でもリーグ発足までは、正直まだまだステップが必要だと思います。賛同選手もトップの選手も含め、もっと増えて欲しいと思うし、スポンサーさんに協力していただけるよう、段階を踏んでいく必要があります」と振り返った。

 関口周一は新しい試みであるドラフトについて、「ドラフトは新しかった。当然最後まで選ばれない選手が出てくるので賛否あるかもしれませんが、こういうことをすることで、もっと勝ちたい、強くならなければいけないんだという思いになって全体が盛り上がっていくことにつながって欲しいし、僕自身知らない選手もいたので、選手同士の繋がりが持てる良い機会になりました」と好感触を得ているようだ。

 今後、どのように進化していくのか楽しみにしたい。

構成●スマッシュ編集部

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