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海外テニス

「確実に復活している!」大坂なおみの決勝進出に海外メディアも興奮! 先月の“ヤジ騒動”乗り越え「信じられない好転だ」

THE DIGEST編集部

2022.04.02

2021年全豪オープン以来のツアー決勝に臨む大坂。力強い勝ち上がりに海外メディアからも賛辞が送られている。(C)Getty Images

2021年全豪オープン以来のツアー決勝に臨む大坂。力強い勝ち上がりに海外メディアからも賛辞が送られている。(C)Getty Images

 元世界女王の勢いが止まらない。

【PHOTO】「全力を尽くす」ことをテーマに掲げて挑んだ大坂なおみの2022年全豪OP厳選ショット!

 現地時間3月31日、女子テニスツアー『マイアミ・オープン』(アメリカ・マイアミ、ハードコート、WTA1000)は、女子シングルス準決勝を実施。ワイルドカードで出場の大坂なおみ(フリー/世界ランク77位)が、第22シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス、同28位)を4-6、6-3、6-4で下し、大会初となる決勝進出を決めた。

 先月のBNPパリバ・オープンでは“ヤジ”に心を乱し、涙の敗戦を喫した24歳だが、今大会は安定した勝ち上がりを見せている。なかでもこの日は、対戦成績1勝4敗という相性の悪い相手に対し、要所で粘り強いプレーを披露。セカンド、サードセットをともに1ブレーク差で奪取してみせた。

 この見事な勝利には、海外メディアからの視線も熱い。米紙『New York Times』のテニスジャーナリストであるベン・ローテンバーグ氏は、「宿敵を破った」と公式ツイッターで反応したうえで、「インディアンウェルズでの結末を考えると、オオサカは信じられないような好転だ」と呟いている。

 さらに、ポルトガルメディア『Record』のホセ・モルガド記者も、「元世界1位のナオミ・オオサカは確実に復活している!」と力強くツイート。今大会後の大幅なランキング上昇を見越し、「いま、ローラン・ギャロスでシード入りする可能性が非常に高まった」とも指摘した。

 はたして2日の決勝では、どんなプレーが見られるのか。対戦相手は、来週の世界ランク1位浮上が決まっているイガ・シフィオンテク(ポーランド/同2位)。準決勝で連勝記録を「16」へ伸ばし、「サンシャイン・ダブル」がかかる今大会では1セットも失なっていない強敵だが、大坂のさらなる勝利に期待したい。
 
構成●THE DIGEST編集部

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