男子テニス界の絶対王者ノバク・ジョコビッチに輝きが戻ってきた。
新型コロナのワクチン未接種により出場大会が制限されるなか、思うように結果を出せずに苦しんでいたジョコビッチ。
だが現在開催中の「イタリア国際」(5月8日~15日/イタリア:ローマ/クレーコート/ATP1000)では順調に勝ち上がり、現地13日に行なわれた準々決勝で21歳の新鋭フェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ/世界9)を7-5,7-6(1)で退けた。
ジョコビッチはこの勝利により次週発表さあれる世界ランキングでの1位維持が確定。同時に1位在位期間記録を歴代最長となる通算370週に更新することにもなった。
しかも王者がこのままローマで勝ち進むとさらなる大記録が待っている。
現地14日に行なわれるキャスパー・ルード(ノルウェー/10位)との準決勝で勝利すれば、キャリア通算勝利数を999勝から1000勝へと大台に乗せることとなるのである。
また、5月22日の誕生日を1週間後に控えた日曜日の決勝にも勝利すれば、史上最多となる38個目のATPマスターズ1000タイトル(四大大会に次ぐグレードの大会)を手にすることにもなるのだ。
試合前の記者会見で「自分が望むレベルに近づいているし、もっといいプレーができると思っている」と意気込みを口にしていたジョコビッチ。
出場を予定していた今年1月の全豪オープンではワクチン未接種で国外追放となり、その後は思うように試合に出られないためにコンディションの維持もままならず。だが、連覇を狙う全仏オープン(5月22日~6月5日/フランス・パリ/グランドスラム)を目前に控えて調子を上げてきたのは流石である。
19歳のカルロス・アルカラス(スペイン/6位)の躍進など、世代交代が進む男子テニス界においていまだ不動の地位を維持する34歳のジョコビッチは「僕は正しい方向に向かっている」と手応えを感じている。
構成●スマッシュ編集部
【連続写真】股関節の柔軟性がパワーを生む、ジョコビッチのバックハンド
新型コロナのワクチン未接種により出場大会が制限されるなか、思うように結果を出せずに苦しんでいたジョコビッチ。
だが現在開催中の「イタリア国際」(5月8日~15日/イタリア:ローマ/クレーコート/ATP1000)では順調に勝ち上がり、現地13日に行なわれた準々決勝で21歳の新鋭フェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ/世界9)を7-5,7-6(1)で退けた。
ジョコビッチはこの勝利により次週発表さあれる世界ランキングでの1位維持が確定。同時に1位在位期間記録を歴代最長となる通算370週に更新することにもなった。
しかも王者がこのままローマで勝ち進むとさらなる大記録が待っている。
現地14日に行なわれるキャスパー・ルード(ノルウェー/10位)との準決勝で勝利すれば、キャリア通算勝利数を999勝から1000勝へと大台に乗せることとなるのである。
また、5月22日の誕生日を1週間後に控えた日曜日の決勝にも勝利すれば、史上最多となる38個目のATPマスターズ1000タイトル(四大大会に次ぐグレードの大会)を手にすることにもなるのだ。
試合前の記者会見で「自分が望むレベルに近づいているし、もっといいプレーができると思っている」と意気込みを口にしていたジョコビッチ。
出場を予定していた今年1月の全豪オープンではワクチン未接種で国外追放となり、その後は思うように試合に出られないためにコンディションの維持もままならず。だが、連覇を狙う全仏オープン(5月22日~6月5日/フランス・パリ/グランドスラム)を目前に控えて調子を上げてきたのは流石である。
19歳のカルロス・アルカラス(スペイン/6位)の躍進など、世代交代が進む男子テニス界においていまだ不動の地位を維持する34歳のジョコビッチは「僕は正しい方向に向かっている」と手応えを感じている。
構成●スマッシュ編集部
【連続写真】股関節の柔軟性がパワーを生む、ジョコビッチのバックハンド