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国内テニス

安藤証券オープンはシューアイが圧巻のシングルス4連覇。奈良や日比野もベスト8進出と活躍

スマッシュ編集部

2019.11.18

4連覇のジャン・シューアイ(右)と準優勝のパオリーニ。写真:JET田中/株式会社クリヤマスポーツプロモーションズ

4連覇のジャン・シューアイ(右)と準優勝のパオリーニ。写真:JET田中/株式会社クリヤマスポーツプロモーションズ

 ITFサーキットの安藤証券オープン2019(賞金総額10万ドル)決勝戦が11月17日(日)に有明テニスの森公園コートで開催され、第1シードのジャン・シューアイ(中国)が、第6シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-3、7-5で下し、大会4連覇を果たした。

 ハードコートを得意とするシューアイは、今大会との相性が非常によく、初開催の2015年に優勝。その後も連覇を続け、今年は全試合でストレート勝利をおさめての4連覇となった。(2018年は有明改修工事のため開催せず)

 シングルスでは2016年11月に記録した23位が最高位のシューアイ。WTA大会で2勝のほか、今年のウインブルドンではベスト8に進出している。またダブルスでも活躍しており、今年の全豪オープンでは、サマンサ・ストーサーと組んで見事優勝。ダブルスランキングも10位につけている。
 今大会には奈良くるみ(安藤証券)や、日比野菜緒(ブラス)といった日本人選手も数多く出場。奈良は準々決勝で第2シードのペン・シューアイ(中国)に0-5としたところで途中棄権、日比野も準々決勝で、優勝したジャン・シューアイに3-6、3-6で敗れた。

 また、元世界40位の森田あゆみ(安藤証券)もワイルドカードで出場。2014年以降、腰や手首などの度重なる故障に悩まされていた森田だが、1回戦では加治遥(島津製作所)を6-1、6-2で圧倒。2回戦では、準優勝のパオリーニに敗れるも、世界117位に互角に渡り合って見せ、復活を強く印象付けた。

 ダブルスでは、第3シードの加治/波形(島津製作所/伊予銀行)が決勝進出。決勝では第4シードのハン・ナレ/チョイ・ジヒ(韓国)に3-6、3-6で敗れ準優勝となった。

構成● スマッシュ編集部

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