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海外テニス

ジョコビッチの全米オープン欠場が濃厚!このまま行けば順位ガタ落ちでシーズン最終戦も危うい状況に<SMASH>

中村光佑

2022.06.17

新型コロナワクチン未接種によって今年1月の全豪オープンに続き、全米オープンからも拒否される可能性があるジョコビッチ。(C)Getty Images

新型コロナワクチン未接種によって今年1月の全豪オープンに続き、全米オープンからも拒否される可能性があるジョコビッチ。(C)Getty Images

 今年1月のオーストラリア入国問題により、4連覇がかかっていた全豪オープンの欠場を余儀なくされた男子テニス元世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア/現世界3位)。
 
 新型コロナウイルスのワクチン接種を完了していない彼は、8月末に開催される「全米オープン」(8月29日~9月11日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート/グランドスラム)にも出場できない見込みとなっている。スペインのテニス専門メディア『Punto de Break』が報じた。

 新型コロナの感染拡大はスポーツ界に多大なる影響を与え、無論テニス界も例外ではなかった。実際のところ、ここ最近は数々のツアー大会で出場する選手にワクチン接種を義務付けるケースが増えている。

 また中にはアメリカのようにアスリートに限らずワクチンを接種していない人の入国を認めない国も存在するほどだ。

 そんな中でグルテンアレルギーを持つことでも知られるジョコビッチは、かねてから「身体を気遣うため」という理由でワクチン接種に消極的な姿勢を示してきた。そのため3月にアメリカで行なわれた「BNPパリバ・オープン」と「マイアミ・オープン」のマスターズ2大会は強制的に欠場となり、そもそも米国内に足を踏み入れることすら許されなかった。

『Punto de Break』によれば、現時点でアメリカは入国時の陰性証明の提示義務撤廃を表明しているものの、ワクチン接種義務化については特に変更はなかったようだ。すなわちジョコビッチは年内最後のグランドスラムとなる全米にも参戦できない可能性が高い。
 
 ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ先の全仏オープンでは、準々決勝で後に同大会14度目の優勝を飾ったラファエル・ナダル(スペイン/4位)に敗れたジョコビッチ。今週発表された最新のATPシングルスランキングでは1位から3位に順位を下げ、今年2月末以来約3か月半ぶりにダニール・メドベージェフ(ロシア)に1位の座を明け渡した。

 また今月末開幕の「ウインブルドン」(6月27日~7月10日/イギリス・ロンドン/グラスコート/グランドスラム)では、ランキングポイント付与停止と昨年大会で得たポイントの失効が正式に決定されており、前回覇者のジョコビッチは大会閉幕後にトップ5から陥落することが確定している。

 そして仮にこのまま全米でもプレーできなければさらにランキングを落とすとともに、4年連続出場中のシーズン最終戦「Nitto ATP ファイナルズ」の出場権獲得も危うい状況となりそうだ。

文●中村光佑

【PHOTO】全米オープン2021で躍動したジョコビッチら男子選手の厳選写真!
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