11月24日、スペイン・バルセロナにて「デビスカップ・ファイナルズ by楽天」の決勝が行なわれ、スペインがカナダに2-0で勝利し、2011年以来、8年ぶり6度目の優勝に輝いた。
今年からファイナルズ進出を決めた18カ国が1カ所に集い、1週間をかけて戦う新方式となった今大会だが、開催国となったスペインが選手層の厚さと、経験の豊かさを発揮する形となった。
第1試合スペインは、大会期間中に父を亡くし、一時チームを離脱したロベルト・バウティスタ アグトがチームに復帰し、出場する。カナダの19歳、フェリックス・オジェ アリアシムミスを相手に少ないテニスで優位に立つと、ストレートで下して1勝目を挙げる。
そして両チームのエース対決となる第2試合、スペインは33歳のラファエル・ナダル、カナダは20歳のデニス・シャポバロフの戦いとなった。勝利が目前に迫るスペインと、後がないカナダの戦いは、お互い一歩も引かない展開となる。
第1セットを6-3とリードしたナダルだが、第2セットでは、シャポバロフの勢いが増し、セットポイントを握られる。しかし、ナダルはリスクもあるネットプレーで相手にプレッシャーをかけ、タイブレークに持ち込むと、7-6(7)のストレートで2勝目を挙げ、スペインの優勝を決めた。
勝利が決まった瞬間、大の字でコートに寝転ぶナダルに、スペインチームが駆け寄る。メンバー5人中4人が30歳台で、途中ケガに泣く選手もいた中、全員が試合に出場し、総力戦で手に入れたデビスカップとなった。
チームのエースとしてシングルス、時にはダブルスにも出場し、大車輪での活躍を見せたナダルは「とてもハッピーだよ。素晴らしい1週間だった。ロベルタが1試合目頑張ってくれたし、ケガする人もいた中、全員頑張った。これ以上うれしい気持ちはないほど、うれしいよ」と興奮気味に語った。
新方式となったものの、1900年より受け継がれている伝統ある大きなトロフィーの重みは変わらない。スペインはこれを受け取ると、一気に喜びを爆発させた。
構成●スマッシュ編集部
今年からファイナルズ進出を決めた18カ国が1カ所に集い、1週間をかけて戦う新方式となった今大会だが、開催国となったスペインが選手層の厚さと、経験の豊かさを発揮する形となった。
第1試合スペインは、大会期間中に父を亡くし、一時チームを離脱したロベルト・バウティスタ アグトがチームに復帰し、出場する。カナダの19歳、フェリックス・オジェ アリアシムミスを相手に少ないテニスで優位に立つと、ストレートで下して1勝目を挙げる。
そして両チームのエース対決となる第2試合、スペインは33歳のラファエル・ナダル、カナダは20歳のデニス・シャポバロフの戦いとなった。勝利が目前に迫るスペインと、後がないカナダの戦いは、お互い一歩も引かない展開となる。
第1セットを6-3とリードしたナダルだが、第2セットでは、シャポバロフの勢いが増し、セットポイントを握られる。しかし、ナダルはリスクもあるネットプレーで相手にプレッシャーをかけ、タイブレークに持ち込むと、7-6(7)のストレートで2勝目を挙げ、スペインの優勝を決めた。
勝利が決まった瞬間、大の字でコートに寝転ぶナダルに、スペインチームが駆け寄る。メンバー5人中4人が30歳台で、途中ケガに泣く選手もいた中、全員が試合に出場し、総力戦で手に入れたデビスカップとなった。
チームのエースとしてシングルス、時にはダブルスにも出場し、大車輪での活躍を見せたナダルは「とてもハッピーだよ。素晴らしい1週間だった。ロベルタが1試合目頑張ってくれたし、ケガする人もいた中、全員頑張った。これ以上うれしい気持ちはないほど、うれしいよ」と興奮気味に語った。
新方式となったものの、1900年より受け継がれている伝統ある大きなトロフィーの重みは変わらない。スペインはこれを受け取ると、一気に喜びを爆発させた。
構成●スマッシュ編集部