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東レPPOで活躍した西郷里奈が浜松ウイメンズオープンで準々決勝進出「若干モヤモヤしているところもある」<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.10.14

納得がいかない中でも勝ち進めている西郷里奈。写真提供:浜松ウイメンズオープン大会広報

納得がいかない中でも勝ち進めている西郷里奈。写真提供:浜松ウイメンズオープン大会広報

 女子テニスの国際大会「浜松ウイメンズオープン2022」(10月11日~16日/静岡県・浜松市/砂入り人工芝/ITF W25)は、10月14日にシングルス2回戦を実施。昨年優勝している第6シードの西郷里奈が、山口芽生に4-6、6-4、6-2で勝利して、準々決勝に駒を進めた。

 西郷は今季、ヨーロッパのクレー大会に多く出るなど、今までと異なる環境にも挑戦。1.5万ドルの国際大会で優勝という結果も残している。その経験と自信を生かし、9月に東京で開催されWTAツアーの東レパンパシフィックオープンでは、予選を突破し本戦出場。キャリアで初のツアー大会の舞台も経験した。

 現在のテーマは、トップ選手との戦いで感じた差を埋めていくことで、2回戦では山口芽生の小気味の良い攻めに苦しみながらも、最後は持ち味の強打で押し切った。
 
 西郷は試合後に「要所をしめきれない試合が続いていて、今日も本当に接戦だった。若干モヤモヤしているところもある」と納得がいかないところがある様子。しかし、「今年は結果も出ているので、ランキング上位の相手にも、勝てると思って挑めている。試合後にすぐに練習をすることで、良い感覚を得て次の日の試合に臨むようにしている」と、今までの経験がプラスに働いているようだ。準々決勝では、順調に勝ち上がっている第2シードの細木咲良と対戦する。

 昨年優勝の西郷が勝利した一方で、準優勝だった輿石亜佑美はノーシードの清水映里に3-6、6-4、6-2で敗退した。輿石はケガで約半年間ツアー離脱しており復帰したばかりだった。

 勝利した清水は、「第1セットの出だしは自分の良い形を探せなかったが、ゲームカウント1-5になったところから初心に戻り、自分の持ち味を出していった。段々リズムが出てきたので、第1セットは落としたが気持ちが落ちることはなかった」と試合を振り返った。清水は準々決勝で第5シードの華谷和生と対戦する。

構成●スマッシュ編集部
 

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