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海外テニス

全豪車いす準優勝の小田凱人&上地結衣に聞く「キャリアの中で一番大きな経験」「トライしていることの精度を高めたい」<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.01.29

全豪車いすテニス、男子シングルス準優勝の小田凱人(左)と女子シングルス準優勝の上地結衣(右)。写真:AAP/アフロ

全豪車いすテニス、男子シングルス準優勝の小田凱人(左)と女子シングルス準優勝の上地結衣(右)。写真:AAP/アフロ

 いよいよ終盤を迎えているテニス四大大会「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)。1月28日に行なわれた車いすテニス男子シングルス決勝では、第3シードの16歳、小田凱人(オダトキト)が第1シードのアルフィー・ヒューエット(イギリス)に3-6、1-6で敗れ準優勝。

 同じく女子シングルス決勝では、第2シードの上地結衣が第1シードのディーデ・デフロート(オランダ)に6-0、2-6、2-6で敗れ、3年ぶりの優勝はならなかった。決勝後に、小田と上地がWOWOWのインタビューに応じた。その一問一答をお届けする。

―――◆―――◆―――

〈小田凱人インタビュー〉
Q:残念な結果になりましたが、自身初のグランドスラム準優勝。今のお気持ちをお聞かせください。

小田:悔しいですし、(相手が)強かったという場面が数多くありましたので、改めて頑張らないといけないと思いました。それと同時にこういう舞台でプレーできたのは、今までのキャリアの中でも一番大きな経験になりました。

 日本人のサポーターの声が力になりました。その期待に応えるようなプレーをするつもりで全力で挑みましたが、優勝という形では終われませんでした。今年は始まったばかりなので今後もっと頑張れればと思います。
 
Q:開幕前に国枝慎吾さん引退のニュースを聞いて自身もショックを受けた中での大会で、第2シード(G・フェルナンデス)を倒して決勝まで来ました。手応えはありましたか?

小田:もちろん自信を持って手応えがあったと言えますし、良い状態で挑めたのは間違いないです。次につながる良いチームができましたし、まだまだ成長できると感じました。

Q:決勝は生中継でした。テレビを見て応援してくれた方にメッセージをお願いします。

小田:応援ありがとうございました。僕の中では勝ち負けが一番重要になってしまいますが、車いすテニスという競技を1人でも多くの方に届けたいという思いでプレーしていて、その中で僕のプレーやプレー中の努力、パッションを見ていただけたら一番うれしかったので、今回の生中継はうれしかったです。
 
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