男子テニスの大ベテラン、37歳のスタン・ワウリンカ(スイス)が2月27日付の世界ランキングで97位にランクイン、今週(3月6日付)も100位を堅持している。トップ100復帰の喜びをワウリンカが自身のSNSに綴り、耳目を集めている。
自己最高3位で、3つのグランドスラムタイトルを持つワウリンカだが、近年は度重なるケガに泣かされており、2017年に左ヒザを手術、21年にも2度の手術を余儀なくされツアーを離れた。22年3月に復帰するも、5月にはランキングを361位まで落とし、なかなか浮上できずにいた。
しかし先月あたりから調子が上向いている。「ABNアムロ・オープン」(2月13日~19日/オランダ・ロッテルダム/ATP500)と「オープン13」(2月20日~26日/フランス・マルセイユ/ATP250)で2週続けてベスト8入りし、ポイントを加算。翌週(2/27)のランキングで97位とし、昨年1月3日以来のトップ100返り咲きを果たしたのである。
ワウリンカにとって“100位”という数字は特別な意味があるようで、3月5日に更新したインスタグラムには、バックハンドを打っている自身の少年時代の映像、マルセイユ大会でバックハンドのエースを放った映像、そして100位復帰を示す画像を掲載し、以下のコメントを添えている。
「一生懸命頑張って夢を追いかけよう。でも自分が来た道を決して忘れてはいけない。ATPトップ100入りを夢見ていた若かりし自分、再びトップ100入りした年取った自分! 私は夢見た以上のことを成し遂げたが、それ(トップ100)はいつだって特別だ!」
ちなみにトップ100以内で37歳はワウリンカとジョン・イズナー(アメリカ/39位)の2人いるが、今月28日に38歳になるワウリンカは最年長だ。まだまだ活躍を続け、トップ50、トップ10と目指していってほしい。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】ワウリンカのサービスフォームの変遷。2010年と16年を比較した連続写真
自己最高3位で、3つのグランドスラムタイトルを持つワウリンカだが、近年は度重なるケガに泣かされており、2017年に左ヒザを手術、21年にも2度の手術を余儀なくされツアーを離れた。22年3月に復帰するも、5月にはランキングを361位まで落とし、なかなか浮上できずにいた。
しかし先月あたりから調子が上向いている。「ABNアムロ・オープン」(2月13日~19日/オランダ・ロッテルダム/ATP500)と「オープン13」(2月20日~26日/フランス・マルセイユ/ATP250)で2週続けてベスト8入りし、ポイントを加算。翌週(2/27)のランキングで97位とし、昨年1月3日以来のトップ100返り咲きを果たしたのである。
ワウリンカにとって“100位”という数字は特別な意味があるようで、3月5日に更新したインスタグラムには、バックハンドを打っている自身の少年時代の映像、マルセイユ大会でバックハンドのエースを放った映像、そして100位復帰を示す画像を掲載し、以下のコメントを添えている。
「一生懸命頑張って夢を追いかけよう。でも自分が来た道を決して忘れてはいけない。ATPトップ100入りを夢見ていた若かりし自分、再びトップ100入りした年取った自分! 私は夢見た以上のことを成し遂げたが、それ(トップ100)はいつだって特別だ!」
ちなみにトップ100以内で37歳はワウリンカとジョン・イズナー(アメリカ/39位)の2人いるが、今月28日に38歳になるワウリンカは最年長だ。まだまだ活躍を続け、トップ50、トップ10と目指していってほしい。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】ワウリンカのサービスフォームの変遷。2010年と16年を比較した連続写真