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海外テニス

男子プロテニス協会が2025年から線審完全自動化を決定!「私たちのスポーツにとって画期的な瞬間」と会長<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.04.29

テクノロジーを駆使した判定を積極的に導入してきたテニス界だが、ATPは2025年から全ツアーの線審を完全自動化させる。(C)Getty Images

テクノロジーを駆使した判定を積極的に導入してきたテニス界だが、ATPは2025年から全ツアーの線審を完全自動化させる。(C)Getty Images

 テクノロジーの進化とともに様々な面で判定の自動化を進めてきたテニス界だが、ATP(男子プロテニス協会)は4月28日、全てのツアーに於いて2025年から線審を完全自動化」することを発表した。

 すでにテニス四大大会のうち全豪オープンや全米オープンでは人間による線審は廃止されており、それ以外の大会でも段階的に線審の自動化が進んでいた。

 全てのツアーで線審自動化に置き換える理由についてATPは、「本戦と予選の両方に出場する選手のために、トーナメント、試合コート、サーフェス(コートの種類)における正確性と一貫性を最適化するため」としている。また完全導入に向けてATPでは、テニスファンを含む関係者を対象に広範囲に調査を実施したことも明らかにした。
 
 サッカー界などでは自動判定を巡り拒否反応を示すファンも少なくないが、スポーツ界では比較的柔軟に最新テクノロジーを判定に活用してきたテニス界。「イン・アウト」をビデオ判定する「チャレンジシステム」なども、今や試合に欠かせないシステムとし受け入れられている。

 ATPのアンドレア・ガウデンツィ会長は「これは私たちのスポーツにとって画期的な瞬間であり、慎重に検討することなく到達したものではありません。テニスにとって伝統は核心であり、ラインジャッジは長年にわたり重要な役割を果たしてきた。しかし、私たちには、革新的な技術や新しいテクノロジーを受け入れる責任があります。私たちのスポーツは、最も正確な形の審判に値するものであり、2025年から私たちのツアー全体にこれを提供できることをうれしく思います」とATP公式HPを通じてコメントを出している。

 なお一部報道によると今回の線審完全自動化に関して、クレーコートの全仏オープン(フランス・パリ)と芝のコートで行なわれるウインブルドン(イギリス・ロンドン)は、人間の線審を廃止することには否定的だと伝えている。

構成●スマッシュ編集部

【画像】「その判定、ちょっと待った!」試合で見かけるトップ選手と審判の熱いやりとり

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