元世界王者のアンディ・マリー(イギリス/世界ランク38位/36歳)が、現在開催中の男子テニスツアー「シンチ選手権」(6月19日~25日/イギリス・ロンドン/芝コート/ATP500)に出場。初戦で敗退したものの、試合後のインタビューでは最近の活躍について前向きに語った。
全仏オープンを欠場し、芝のシーズンが幕を開けてからは、チャレンジャー(下部)大会を回っていたマリー。「レクサス・サービトン・トロフィー」(イギリス・サービトン)と「ロスシー・オープン」(イギリス・ノッティンガム)の2大会で優勝を飾り、芝のコートでのプレーに自信を深めていた。
そして、勢いをつけて臨んだ今大会は、1回戦で第7シードのアレックス・デミノー(オーストラリア/同18位/24歳)と対戦。ラリー戦で主導権をうまく握ることができず、3-6、1-6のストレートで敗北を喫した。下部大会で10連勝と勝利を重ねていたマリーだが、ATPツアーレベルでの勝利をつかむことはできなかった。
今大会の結果によってはウインブルドン(7月3日~16日/イギリス・ロンドン/芝コート/グランドスラム)で、シード権を獲得できるチャンスもあっただけに、悔しい敗戦となった。しかし、インタビューでマリーは「今日は良い選手に負けたけど、とても気持ち良くプレーすることができた」とコメントし、最近の調子を次のように語った。
「先週までとは明らかに対戦相手のレベルは違ったけど、ノッティンガム大会では1セットも落とさずに優勝した。サービトン大会では1セットを落としただけだった。僕は良い動きをしていたし、良いボールを打っていた。ポジティブな兆候はたくさんある」
また、今大会の結果を冷静に受け止めているマリーは、ウインブルドンに向けての準備について質問されると「少し充電して、それから自分のプレーに専念する。分析しすぎないようにしたい」と語り、「もっとうまくやれることはあるけど、ここ数週間は良いこともたくさんあった。この調子でやっていきたい」と意気込みを語った。
2週連続優勝から得た自信は確かなものなのだろう。今年はマリーがウインブルドンで初優勝を飾ってから10年になるが、果たしてどのような活躍が見られるか、楽しみにしたい。
構成●スマッシュ編集部
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全仏オープンを欠場し、芝のシーズンが幕を開けてからは、チャレンジャー(下部)大会を回っていたマリー。「レクサス・サービトン・トロフィー」(イギリス・サービトン)と「ロスシー・オープン」(イギリス・ノッティンガム)の2大会で優勝を飾り、芝のコートでのプレーに自信を深めていた。
そして、勢いをつけて臨んだ今大会は、1回戦で第7シードのアレックス・デミノー(オーストラリア/同18位/24歳)と対戦。ラリー戦で主導権をうまく握ることができず、3-6、1-6のストレートで敗北を喫した。下部大会で10連勝と勝利を重ねていたマリーだが、ATPツアーレベルでの勝利をつかむことはできなかった。
今大会の結果によってはウインブルドン(7月3日~16日/イギリス・ロンドン/芝コート/グランドスラム)で、シード権を獲得できるチャンスもあっただけに、悔しい敗戦となった。しかし、インタビューでマリーは「今日は良い選手に負けたけど、とても気持ち良くプレーすることができた」とコメントし、最近の調子を次のように語った。
「先週までとは明らかに対戦相手のレベルは違ったけど、ノッティンガム大会では1セットも落とさずに優勝した。サービトン大会では1セットを落としただけだった。僕は良い動きをしていたし、良いボールを打っていた。ポジティブな兆候はたくさんある」
また、今大会の結果を冷静に受け止めているマリーは、ウインブルドンに向けての準備について質問されると「少し充電して、それから自分のプレーに専念する。分析しすぎないようにしたい」と語り、「もっとうまくやれることはあるけど、ここ数週間は良いこともたくさんあった。この調子でやっていきたい」と意気込みを語った。
2週連続優勝から得た自信は確かなものなのだろう。今年はマリーがウインブルドンで初優勝を飾ってから10年になるが、果たしてどのような活躍が見られるか、楽しみにしたい。
構成●スマッシュ編集部
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