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【全国高等学校総合体育大会】男子単は「しっかりメリハリをつけた」大岐優斗がベスト4進出!複は大岐/浅田と本山/水野が決勝へ<SMASH>

前道右京(スマッシュ編集部)

2023.08.07

パワフルなショットを武器にベスト4進出を決めた大岐(左)。決勝へ駒を進めた浅田/大岐ペア(右)。写真:前道右京(スマッシュ編集部)

パワフルなショットを武器にベスト4進出を決めた大岐(左)。決勝へ駒を進めた浅田/大岐ペア(右)。写真:前道右京(スマッシュ編集部)

 高校テニスの頂点を目指す戦い「全国高等学校総合体育大会テニス競技大会」が、北海道・苫小牧市緑が丘公園庭球場と千歳市青葉公園庭球場で開催。大会は、団体戦が8月1日(火)~3日(木)、個人戦は4日(金)~7日(月)にかけて実施される。大会6日目となる6日は、男女シングルスの4回戦と準々決勝、男女ダブルスの準決勝が行なわれた。

 個人戦は、1、2回戦は1セットマッチ、3回戦から準決勝までは8ゲームプロセット(8ゲームオール後にタイブレーク)で行なわれ、決勝は3セットマッチ(最終セットは10ポイントマッチタイブレーク方式)で争われる。

 男子シングルス準々決勝では、大岐優斗(佐土原)が前田透空(相生学院)に快勝。「4回戦は、自分が思うようなプレーができなかったんですけど、準々決勝は積極的にプレーすることができて、良い感じに戦えたので良かったです」とコメントし、「しっかり足を動かして、攻めるところと凌ぐところをしっかりメリハリをつけた」と試合を振り返った。

 また、坂本日色(相生学院)が4回戦と準々決勝の接戦を勝ち抜き、五十嵐涼太(仙台育英)は宮川侑士(浦和麗明)に、宮里琉星(佐土原)は桃山晃(麗澤瑞浪)に勝利を収め、ベスト4進出を決めている。

 男子ダブルス準決勝は、大岐優斗/浅田紘輔(宮崎・佐土原)が第2シードの若松泰地/前田透空と対戦。パワフルなショットで攻め切り8-3で勝利。また、本山知苑/水野惺矢(四日市工)が宮﨑凰雅/谷畑幸洋(兵庫・相生学院)に8-4で勝利し、決勝進出を決めた。

大会6日目の個人戦の結果は以下の通り。
 
◆男子個人戦シングルス4回戦結果 
前田透空(兵庫・相生学院) 8-6 松永朔太郎(大分・大分舞鶴) 
大岐優斗(宮崎・佐土原) 8-3 可児優希(岐阜・県岐阜商) 
五十嵐涼太(宮城・仙台育英) 8-3 楠波琉音(香川・高松北)
宮川侑士(埼玉・浦和麗明) 9-8(2) 川上慶槇(大分・大分舞鶴)
﨑山耀登(京都・東山) 8-5 島笙太(岡山・関西) 
坂本日色(兵庫・相生学院) 8-6 寺島拓斗(千葉・東京学館浦安) 
桃山晃(岐阜・麗澤瑞浪) 8-5 木村一翔(岡山・関西)
宮里琉星(宮崎・佐土原) 9-7 戸谷彩人(愛知・名古屋)

◆男子個人戦シングルス準々決勝結果 
大岐優斗(宮崎・佐土原) 8-2 前田透空(兵庫・相生学院)
五十嵐涼太(宮城・仙台育英) 8-2 宮川侑士(埼玉・浦和麗明)
坂本日色(兵庫・相生学院) 8-6 﨑山耀登(京都・東山) 
宮里琉星(宮崎・佐土原) 8-3 桃山晃(岐阜・麗澤瑞浪)

◆男子個人戦ダブルス準決勝結果 
本山知苑/水野惺矢(三重・四日市工) 8-4 宮﨑凰雅/谷畑幸洋(兵庫・相生学院) 
大岐優斗/浅田紘輔(宮崎・佐土原) 8-3 若松泰地/前田透空(兵庫・相生学院) 

取材・文●前道右京(スマッシュ編集部)

【PHOTO】全国高等学校総合体育大会テニス競技会・個人戦フォトギャラリー

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