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海外テニス

「彼は唯一無二の存在」全米優勝のジョコビッチをコーチのイバニセビッチ氏が称賛「厳しい状況でも勝つ方法を見つけようとしている」<SMASH>

中村光佑

2023.09.12

2019年からジョコビッチ(右)のコーチを務めるイバニセビッチ氏(左)が、ジョコビッチの成功の要因について語った。(C)Getty Images

2019年からジョコビッチ(右)のコーチを務めるイバニセビッチ氏(左)が、ジョコビッチの成功の要因について語った。(C)Getty Images

 今季最後のテニス四大大会「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)は、大会最終日の現地9月10日に男子シングルス決勝が行なわれ、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク2位)が、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア/同3位)に6-3、7-6(5)、6-3で勝利。同大会5年ぶり4度目の優勝を飾るとともに、男子テニス史上最多記録を更新するグランドスラム24度目の優勝を成し遂げた。

 2年前の全米決勝でメドベージェフにストレート負けを喫し、年間グランドスラム(1年で全ての四大大会を制覇すること)の偉業を逃していたジョコビッチ。その時の悔しさを胸にこの日のリベンジマッチでは立ち上がりから素晴らしいプレーを披露。抜群の安定感を見せてメドベージェフに打ち勝ち、3時間17分の熱戦を制して頂点に立った。

 多くの現役選手からジョコビッチへの称賛の声が上がる中、2019年からコーチを務めるゴラン・イバニセビッチ氏(クロアチア/元世界2位/51歳)も再び金字塔を打ち立てた36歳の鉄人に脱帽。ジョコビッチのすごさを以下のように語った。
 
「彼は天才だ。それに彼は唯一無二の存在であり、スポーツ界で彼のような人はあまり多くはない。この記録(四大大会24勝目)はスポーツの歴史の中で最大の成果の一つだ。我々は今、テニスのことだけに言及しているわけではない。スポーツ界全般(を考えた時のジョコビッチの偉大さ)について話しているんだ」

 また同氏は、ジョコビッチの持つ飽くなき探求心や、どんなに厳しい状況にもめげない驚異のメンタルが、数々の成功につながっているとしてこう続けた。

「彼(ジョコビッチ)は勝者だ。そして自分自身を鼓舞できる人でもある。彼には幸運にも、ナダル(スペイン)やフェデラー(スイス)のような先を行く選手たちがいて、彼らは互いに切磋琢磨してきた。だがその中で彼は生まれながらの勝者だ。彼に何かを成し遂げることができないと言った時、それはさらに事態を悪化させる(ここでは“さらに強さが増す”の意)。そうなったら彼は、それを達成できることを証明してくれるだろう。そこに言い訳は通用しない。調子が悪かろうが、ケガをしていようがしてなかろうが、勝つ方法や戦い方を常に見つけようとしている」

 今回の全米での活躍により約3か月ぶりの世界1位復帰を果たしたジョコビッチ。まだまだこの先も全選手の大きな壁となって立ちはだかることだろう。

文●中村光佑

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