現地時間9月20日、間もなく開幕する男子テニスの団体戦「レーバー・カップ」(9月22日~24日/カナダ・バンクーバー/ハードコート)の公式サイトは、22日に同大会のセレモニーに出席する元世界ランキング1位のロジャー・フェデラー氏(スイス)のインタビュー記事を掲載。そのなかで現在の心境や今大会の注目ポイントについて語った。
2017年に始まったレーバー・カップは、昨年9月の同大会を最後に現役を引退したフェデラー氏が創設に携わったエキジビションマッチで、各6名で構成されたチームヨーロッパ(欧州選抜)とチームワールド(世界選抜)が対戦する団体戦だ。第1回から第4回まではチームヨーロッパが勝利していたが、昨年のロンドン大会ではチームワールドが初勝利を挙げた。
世界中のファンが涙した感動の引退からはや1年、フェデラー氏は再びレーバー・カップに戻ってこられた喜びを次のように語った。「ここに来ることができてとてもうれしいし、興奮している。短いながらも楽しさとアクションが詰まった3日間になるだろう」
そして現役時代に欧州選抜の3大会連続優勝に貢献したフェデラー氏は「僕の心にはチームヨーロッパがある。心の奥底ではヨーロッパに勝ってほしいと思っている」と本音を吐露。「僕はテニスの世界にいるのが好きだ。僕はいつかチームヨーロッパのキャプテンになるかもしれない。今のところ予定はないが、とても良いことだと思う」と今後の野望も明かした。
なお、今年の同大会も以下の通り豪華なメンバーが出揃った。
【チームヨーロッパ】
アレハンドロ・ダビドビッチフォキナ(スペイン/25位/初)、キャスパー・ルード(ノルウェー/9位)、アルトゥール・フィス(フランス/44位/初)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア/6位)、フベルト・フルカチュ(ポーランド/16位/初)、ガエル・モンフィス(フランス/元6位・現142位/初)
キャプテン=ビヨン・ボルグ(元世界1位)
※初=初出場
※ステファノス・チチパス(ギリシャ/5位)とホルガー・ルネ(デンマーク/4位)はケガのため欠場。代わりにフィスとダビドビッチフォキナがメンバー入り。
【チームワールド】 テイラー・フリッツ(アメリカ/8位)、フランシス・ティアフォー(アメリカ/11位)、トミー・ポール(アメリカ/13位)、フェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ/14位)、ベン・シェルトン(アメリカ/19位/初)、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン/21位/初)
キャプテン=ジョン・マッケンロー(元世界1位)
※補欠でミロシュ・ラオニッチ(カナダ/元3位・現322位)、クリストファー・ユーバンクス(アメリカ/32位)がエントリー。
メンバー構成についてフェデラー氏は「ここにいる彼らは皆素晴らしい選手であり、(今回も)ワールドクラスのプレーヤーが集結した」とコメント。中でも普段見られないようなペアが実現するダブルスを大会の注目ポイントに挙げ、こう続けた。
「この大会のダブルスにはいつもとても興奮する。なぜなら、過去に見たことのないようなペアが組まれるからだ。チームヨーロッパはフルカチュとルブレフが一緒にプレーするのを見てみたい。チームワールドのペアはシェルトンやティアフォー、フリッツといった多くのパターンが考えられる。僕は単純にスーパースター同士の組み合わせが好きなんだ。とてもワクワクするよ」
果たして今大会はどちらのチームが勝利するのか。非常に楽しみな3日間が始まる。
文●中村光佑
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2017年に始まったレーバー・カップは、昨年9月の同大会を最後に現役を引退したフェデラー氏が創設に携わったエキジビションマッチで、各6名で構成されたチームヨーロッパ(欧州選抜)とチームワールド(世界選抜)が対戦する団体戦だ。第1回から第4回まではチームヨーロッパが勝利していたが、昨年のロンドン大会ではチームワールドが初勝利を挙げた。
世界中のファンが涙した感動の引退からはや1年、フェデラー氏は再びレーバー・カップに戻ってこられた喜びを次のように語った。「ここに来ることができてとてもうれしいし、興奮している。短いながらも楽しさとアクションが詰まった3日間になるだろう」
そして現役時代に欧州選抜の3大会連続優勝に貢献したフェデラー氏は「僕の心にはチームヨーロッパがある。心の奥底ではヨーロッパに勝ってほしいと思っている」と本音を吐露。「僕はテニスの世界にいるのが好きだ。僕はいつかチームヨーロッパのキャプテンになるかもしれない。今のところ予定はないが、とても良いことだと思う」と今後の野望も明かした。
なお、今年の同大会も以下の通り豪華なメンバーが出揃った。
【チームヨーロッパ】
アレハンドロ・ダビドビッチフォキナ(スペイン/25位/初)、キャスパー・ルード(ノルウェー/9位)、アルトゥール・フィス(フランス/44位/初)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア/6位)、フベルト・フルカチュ(ポーランド/16位/初)、ガエル・モンフィス(フランス/元6位・現142位/初)
キャプテン=ビヨン・ボルグ(元世界1位)
※初=初出場
※ステファノス・チチパス(ギリシャ/5位)とホルガー・ルネ(デンマーク/4位)はケガのため欠場。代わりにフィスとダビドビッチフォキナがメンバー入り。
【チームワールド】 テイラー・フリッツ(アメリカ/8位)、フランシス・ティアフォー(アメリカ/11位)、トミー・ポール(アメリカ/13位)、フェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ/14位)、ベン・シェルトン(アメリカ/19位/初)、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン/21位/初)
キャプテン=ジョン・マッケンロー(元世界1位)
※補欠でミロシュ・ラオニッチ(カナダ/元3位・現322位)、クリストファー・ユーバンクス(アメリカ/32位)がエントリー。
メンバー構成についてフェデラー氏は「ここにいる彼らは皆素晴らしい選手であり、(今回も)ワールドクラスのプレーヤーが集結した」とコメント。中でも普段見られないようなペアが実現するダブルスを大会の注目ポイントに挙げ、こう続けた。
「この大会のダブルスにはいつもとても興奮する。なぜなら、過去に見たことのないようなペアが組まれるからだ。チームヨーロッパはフルカチュとルブレフが一緒にプレーするのを見てみたい。チームワールドのペアはシェルトンやティアフォー、フリッツといった多くのパターンが考えられる。僕は単純にスーパースター同士の組み合わせが好きなんだ。とてもワクワクするよ」
果たして今大会はどちらのチームが勝利するのか。非常に楽しみな3日間が始まる。
文●中村光佑
【PHOTO】あの名シーンも!史上屈指のライバル、フェデラー&ナダルの"若かりし頃"ギャラリー
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