石川県金沢駅から電車で10分ほどの津幡駅。そこからのどかな風景を見ながら、車で10分ほど行くと、津幡町運動公園体育館がある。12月14日㈯、15日㈰の2日間、その体育館は熱気に包まれていた。西岡良仁、斉藤貴史、沼尻啓介の同期3人組が、3年前から取り組んでいる『地域活性化プロジェクト』のイベントを開催したのだ。
2日間で行なったレッスンに参加した人数は164名。みんな生き生きとした表情で取り組んでいた。
球出しのボールを打つ時は、プロが近くで見て、個別にアドバイスをしてくれる。「構える時ラケットはもっと高くしよう」「ボレーは低いところで取るともったいない。自分から前に行って高い場所で取りましょう」など、的確にわかりやすく教えてくれるのだ。
参加した保志場美空さんは、「ボレーでは引きすぎない」などのアドバイスをもらい、「基本的なことから、強くなるためにどこを直していけばいいのかわかったし、試合でも生かせると思う」と、喜んでいた。
プロとのラリーでは、「ボールの跳ね方が違った」「ボールは重くて伸びがあった」など、参加者はプロのすごさを肌で感じられた様子。また、プロの本気のサービスを受ける機会もあり、時速200キロ級の速いサービスに驚いたり、西岡の左利きのサービスが予想以上に切れていき、ボールに触ることもできない体験もできた。
最後にプロとのポイント勝負をした、石川県ジュニア1位の吉田悠真くんは、「1つひとつのボールに対しての打ち方の意識が変わりました。プロとプレーできる機会はないので、学べることが多かったです」と、この経験を生かして、次は北信越地区での勝利を誓っていた。
津幡町で育った斉藤は、このイベントを実施できたことについて、「僕はここで育っているので僕がここに来るのは当たり前ですが、西岡と沼尻がここに来てテニスをしているというのは、本来なら実現しないことなので、自分の地元に彼らが来てくれ、ともにテニスをする機会を作れたことは、うれしいです」と充実感をにじませる。
2日間で行なったレッスンに参加した人数は164名。みんな生き生きとした表情で取り組んでいた。
球出しのボールを打つ時は、プロが近くで見て、個別にアドバイスをしてくれる。「構える時ラケットはもっと高くしよう」「ボレーは低いところで取るともったいない。自分から前に行って高い場所で取りましょう」など、的確にわかりやすく教えてくれるのだ。
参加した保志場美空さんは、「ボレーでは引きすぎない」などのアドバイスをもらい、「基本的なことから、強くなるためにどこを直していけばいいのかわかったし、試合でも生かせると思う」と、喜んでいた。
プロとのラリーでは、「ボールの跳ね方が違った」「ボールは重くて伸びがあった」など、参加者はプロのすごさを肌で感じられた様子。また、プロの本気のサービスを受ける機会もあり、時速200キロ級の速いサービスに驚いたり、西岡の左利きのサービスが予想以上に切れていき、ボールに触ることもできない体験もできた。
最後にプロとのポイント勝負をした、石川県ジュニア1位の吉田悠真くんは、「1つひとつのボールに対しての打ち方の意識が変わりました。プロとプレーできる機会はないので、学べることが多かったです」と、この経験を生かして、次は北信越地区での勝利を誓っていた。
津幡町で育った斉藤は、このイベントを実施できたことについて、「僕はここで育っているので僕がここに来るのは当たり前ですが、西岡と沼尻がここに来てテニスをしているというのは、本来なら実現しないことなので、自分の地元に彼らが来てくれ、ともにテニスをする機会を作れたことは、うれしいです」と充実感をにじませる。