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海外テニス

世界6位チチパスが最終戦で負った背中のケガについて言及「本当に痛くて、精神的にも非常に苦痛だった」<SMASH>

中村光佑

2023.12.12

「ATPファイナルズ」棄権後も背中に激しい痛みを感じていたというチチパス。現在は回復傾向にあるが、完治までは「少し時間はかかるかもしれない」とケガの状態を報告した。(C)Getty Images

「ATPファイナルズ」棄権後も背中に激しい痛みを感じていたというチチパス。現在は回復傾向にあるが、完治までは「少し時間はかかるかもしれない」とケガの状態を報告した。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク6位のステファノス・チチパス(ギリシャ)が、オーストラリアメディア『Adelaide Now』のインタビューに登場。そのなかで先月に負った背中のケガの状態を報告した。

 チチパスは11月に出場したシーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(11月12日~19日/イタリア・トリノ/インドアハードコート/FIN)のラウンドロビン(総当たり戦)第2戦で、ホルガー・ルネ(デンマーク/8位)と対戦した際に背中の痛みを訴え、試合途中で棄権。試合後には同大会からの棄権も正式に発表し、ファンからも心配の声が寄せられていた。

 実のところ、ケガ発症からしばらくの間は「背中の痛みがひどかった」とチチパスは明かす。「今年最後のトーナメントを戦い抜けなかったことに加え、ケガは本当に痛くて、精神的にも非常に苦痛だった」と前置きしつつ、「(ケガは)僕の身体に大きな影響を与えた。ATP ファイナルズから数日が経っても、ベッドから出るのが難しかった。1、2週間は痛みがとてもひどかった」と振り返った。
 
 それでも現在は「回復傾向にある」というチチパス。「良くなってきている。痛みをできるだけ軽減し、なるべく早く元の状態に戻るために、毎日様々なことに取り組んでいるところだ。まだ100%ではないし、少し時間はかかるかもしれないけどね」と現状を簡潔に説明した。

 チチパスが年明けのオーストラリアシーズンからプレーを再開できるかどうかはやはり背中の状態次第だろう。新シーズン開幕までにケガが完治することを願うばかりだ。

文●中村光佑

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