ITF(国際テニス連盟)のジュニア公式戦「岐阜国際ジュニアテニストーナメント2024 Supported by KIMIKO DATE×YONEX PROJECT」(12月2日~8日/岐阜メモリアルセンター/J30)は、8日に女子シングルス決勝とダブルス決勝を実施。大会期間中の多くは晴天に恵まれたが、最終日は雨天のためインドアコートで試合が行なわれた。
女子シングルス決勝は、前週の愛媛大会準優勝の吉田理世(松蔭兵庫)と、第3シードの服部天寧(三重グリーンTC)の対戦となった。
吉田は愛媛大会で大腿部負傷のため決勝の途中でリタイヤ。今大会でも腰を痛めメディカルタイムアウトを取っており、「いつも見ていただいているトレーナーさん、大会のトレーナーさんのおかげでここまで来られました」と満身創痍での決勝を戦う。
しかし試合に入ると、気持ちの面では決して落ちることはなく「今大会通して1番良かった」というほど、両サイド両手打ちのストロークがライン際にコントロールされ、第1セットは相手に反撃の隙を見せることなく6-1で先取する。
第2セットに入ると、スピードボールに対応してきた服部が色々な球種を使いチェンジオブペースを図るが、「自分のミスを減らして集中した」という吉田が5-5からの2ゲーム連取で振り切り7-5で勝利。J30カテゴリーで2度目の優勝を飾った。
「優勝のポイントでランキングが上がると思うので、もっと(レベルが)高いところに挑戦したり、海外にも挑戦したりして、上を目指したい」と笑顔を見せる吉田。「プロになって世界で活躍できる選手」を目指すその一歩は始まったばかりだ。
なお、女子ダブルス決勝は、ノーシードの有馬璃音/上田莉恋(ITM TEAM/トップランAIOI)が、第1シードのチョン・ウィス/イ・ダヨン(韓国)に0-6、7-5、10-3で逆転勝利を収め、栄冠を手にした。
■女子シングルス決勝結果
〇吉田理世(松蔭兵庫) 6-1 7-5 ●服部天寧(三重グリーンTC)
■女子ダブルス決勝結果
〇有馬璃音/上田莉恋(ITM TEAM/トップランAIOI) 0-6 7-5 [10-3] ●チョン・ウィス/イ・ダヨン選手(韓国)
構成●スマッシュ編集部、協力●ヨネックス株式会社
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吉田は愛媛大会で大腿部負傷のため決勝の途中でリタイヤ。今大会でも腰を痛めメディカルタイムアウトを取っており、「いつも見ていただいているトレーナーさん、大会のトレーナーさんのおかげでここまで来られました」と満身創痍での決勝を戦う。
しかし試合に入ると、気持ちの面では決して落ちることはなく「今大会通して1番良かった」というほど、両サイド両手打ちのストロークがライン際にコントロールされ、第1セットは相手に反撃の隙を見せることなく6-1で先取する。
第2セットに入ると、スピードボールに対応してきた服部が色々な球種を使いチェンジオブペースを図るが、「自分のミスを減らして集中した」という吉田が5-5からの2ゲーム連取で振り切り7-5で勝利。J30カテゴリーで2度目の優勝を飾った。
「優勝のポイントでランキングが上がると思うので、もっと(レベルが)高いところに挑戦したり、海外にも挑戦したりして、上を目指したい」と笑顔を見せる吉田。「プロになって世界で活躍できる選手」を目指すその一歩は始まったばかりだ。
なお、女子ダブルス決勝は、ノーシードの有馬璃音/上田莉恋(ITM TEAM/トップランAIOI)が、第1シードのチョン・ウィス/イ・ダヨン(韓国)に0-6、7-5、10-3で逆転勝利を収め、栄冠を手にした。
■女子シングルス決勝結果
〇吉田理世(松蔭兵庫) 6-1 7-5 ●服部天寧(三重グリーンTC)
■女子ダブルス決勝結果
〇有馬璃音/上田莉恋(ITM TEAM/トップランAIOI) 0-6 7-5 [10-3] ●チョン・ウィス/イ・ダヨン選手(韓国)
構成●スマッシュ編集部、協力●ヨネックス株式会社
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