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海外テニス

西岡良仁、左肩のケガが癒えずBNPパリバ・オープン欠場を発表。「焦らず治す判断にしました」<SMASH>

中村光佑

2025.03.02

2月初旬のダラスOPで左肩を負傷した西岡。ケガの状態が良くならず、BNPパリバOPをスキップする判断を下した。(C)Getty Images

2月初旬のダラスOPで左肩を負傷した西岡。ケガの状態が良くならず、BNPパリバOPをスキップする判断を下した。(C)Getty Images

 男子テニスの日本勢トップで元世界ランク24位の西岡良仁(現60位)が3月1日に自身のX(@yoshihitotennis)を更新。出場を予定していたATP1000大会「BNPパリバ・オープン」(3月5日~16日/アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート)を負傷により欠場すると発表した。

 昨年7月末の「アトランタ・オープン」(ハード/ATP250)でツアー3勝目を飾った29歳の西岡は今季も好調を維持しており、2月初めの「ダラス・オープン」(ハード/ATP500)ではベスト8に進出。しかしキャスパー・ルード(ノルウェー/同5位)との準々決勝は左肩を痛めたことによる途中棄権を余儀なくされた。

 翌週の「デルレイビーチ・オープン」(ATP250)にも強行出場し初戦を突破したものの、ミオミル・ケツマノビッチ(セルビア/同44位)との2回戦は試合前に棄権していた西岡。その直後には日本に帰国し、「BNPパリバ・オープン」出場へ向けて左肩の状態回復を図っていたが、今回は無理をしない判断を下したとのことだ。このほど更新したXでは欠場の旨を次のように報告している。
 
「残念ながら肩のケガが良くならずインディアンウェルズはスキップする事になりました。とても良い調子だっただけに悔しいですが、クレーシーズンの事も考えると焦らず治す判断にしました(原文ママ)」

 なお現時点で西岡は、3月11日から行なわれる下部大会「アリゾナ・テニス・クラシック」(アメリカ・フェニックス/ハード/CH175)と、19日に開幕するツアー大会「マイアミ・オープン(アメリカ・マイアミ/ハード/ATP1000)にエントリーしているが、両大会でプレーできるかどうかは状況次第となりそうだ。負傷したのが利き腕側であるだけに、一日も早い回復を願いたい。

文●中村光佑

【画像】西岡良仁がBNPパリバ・オープンの欠場を報告したX画面

【画像】西岡良仁はじめ、全豪オープン2025で熱戦を繰り広げる男子選手たちの厳選写真!

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